皆さんお疲れ様です!マーシーです!

 今日は4月1日ということで、新生活がスタートしようとしています。大学生最後の春休みだったと言えど、特にどこか遠くに旅行したということはなく、忙しない日常を送っていました。

 しかし、そんな春休みの中でも、帰省ついでに山口県の松陰神社に立ち寄りました。ここには松下村塾をはじめとした建造物や吉田松陰先生に関する歴史観があり、世界遺産に登録されている神社です。松陰先生に関する歴史について少々の知識はあったものの、実際の松下村塾などを見ると文章にしがたい感銘を受けました。軽い気持ちで行きましたが、言ってよかったと思っています。

 その松陰先生が何度も言葉にしておられた言葉のひとつとして、この「志」があります。現代でもよく聞く言葉ですが、多くの人が認識している志と松陰先生の意図した言葉が一致しているかは定かではありません。ですので、私なりの解釈を加えて少し書いていきます。

 「志」は見た通り、心という字の上に武士の士という言葉がついています。松陰先生は、武士とは刀を振るう人のことではなく、何か一つのことに心を決め人生をかけてそのひとつに注力する人のことであると述べました。たとえそれがどんなに些細なことだろうと、自分の命以上の価値を感じ命を懸けて尽くすことができる人、それが武士であるのだそうです。恐らく「志」はこの武士という人が持つ心を表した言葉でないでしょうか。

 なぜ私がこのことについて書いているかというと、これこそ私が求め続けている生き方だからです。世界一を獲得した人にしか見ることができない景色を見てみたいと思うと同時に、ただ自らを磨きたいという思いで、世界一となっても歩みを止めることがないその姿に憧れています。彼らが持つ「志」は訪れることがない結果に注力するのではなく、理想を目指す過程に注力し、己の生き方をどこまでも突き詰めた姿で人生を歩んでいるように見えます。

 松陰神社で買うことができる「志」と一文字だけ書かれた絵馬を私の自宅に掛けてあります。松陰先生が示した志を目指したいという思いを常に持ち続け、あるべき姿をこれからも追求してきたいです。

 今回も読んでくれてありがとうございました。これからの生活もまだまだ不安定ですが、変わらず書き続けていきますので、気が向いた時に投稿を開いてみてください。

今年度もよろしくお願いします。

マーシー

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