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「ワッター自慢のシマのマース」をつくり続けて ~シママース本舗青い海~     

はじめまして!
「シママース本舗 株式会社青い海」常務取締役COOの屋嘉比(ヤカビ)と申します。
3年前に現職を拝命し、マース(塩)づくりを通して沖縄から‟おいしい“の起点となるべく、仲間たちと日々奮闘しています。
もっと多くの皆様にマース(塩)のこと、私たち(当社)のこと、そして沖縄のことを知っていただきたくnoteを始めました。

拙い文ではありますが、どうかやさしく見守っていただけると幸いです。

シママース本舗 株式会社青い海とは

沖縄県糸満市にある本社工場

「シママース本舗 株式会社青い海」は沖縄県糸満市に本社工場を構え、マース(塩)を製造販売している会社です。
1974年に沖縄の製塩工場第1号として認定を受け、以来49年間フラッグシップ商品の「シママース」を中心に全国へマース(塩)を届けています。

「マース」とは

皆様お気づきだと思いますが、私たちはあえて「塩」ではなく「マース」と呼ぶことにこだわっています。
その理由は当社の成り立ちにあります。

沖縄では昔から、美しい豊かな海からつくり出された塩を「マース」と呼び、大切に受け継いできました。
しかし、沖縄の本土復帰に際して施行された塩専売法の規制により、沖縄の海水を原料とした「マース」づくりは禁止されてしまいます。すると、沖縄県内の至るところで食文化になじまないという声が多く挙がりました。
その事態から、「マース」を復活させようと有志が集い「沖縄の青い海とマースを守る会」が結成されます。
それが「シママース本舗 株式会社青い海」の原点です。

設立以降粘り強く行政と交渉しますが、沖縄の海水のみで「マース」をつくることは認められず、試行錯誤のすえ、海外の天日塩を沖縄の海水で再結晶するという形で、シマ(沖縄)のマース「シママース」が誕生しました。

その後1997年に塩専売法が廃止されたことを受け、沖縄の海水のみでつくる「沖縄の海水塩 青い海」「沖縄の海水塩 美ら海育ち」が誕生し、「シママース」とともに皆様にご愛顧いただいています。

沖縄の海水のみでつくられた「沖縄の海水塩 青い海」
沖縄の海水のみを使用し、薪炊きにこだわった「沖縄の海水塩 美ら海育ち」

私たちが考える‟おいしい”

私たちは以下の4つの要素が合わさって‟おいしい”を構成していると考えています。
◇味
 味付けの主役としては勿論、調理の脇役も担える普段使いの基礎調味料と
 して‟おいしい”を追究しています。
◇品質(食品安全)
 安心して口にすることができて初めて‟おいしい”と感じられると考え、
 品質管理を徹底しています。
環境
 そもそも安心して食事ができる環境でなければ‟おいしい”とは感じられな
 いと考え、SDGs宣言を掲げて様々な取り組みをしています。
想い
 愛情込めてつくった料理はより‟おいしい”と感じます。
 やはり作り手の想いは‟おいしい”に欠かせません。
 私たちは創業時から変わらず「沖縄のために」「地域社会のために」とい
 う想いを胸に「マース」をつくり、皆様にお届けしています。

‟おいしい“を構成する4要素

沖縄から‟おいしい”の起点に

‟おいしい”をより多くの皆様に届けるために必要なこと。
それは私たちが「中心」ではなく「起点」となり、新たな「起点」を増やしていくことだと考えます。

私たちのことを知っていただく、「マース」を使っていただく、私たちと一緒に働く、共創(コラボ)するなど、繋がりを持った方々すべてが「起点」となり、それぞれがまた新たな「起点」と繋がっていく。
そうしてみんなで‟おいしい”未来を築いていければと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回よりテーマに沿ってより深くお伝えできればと考えています。
引き続きよろしくお願いいたします。



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