沖ノ崎

まだまだ至らぬ点もあるとは思いますが、拙文を読んでくだされば(ついでに感想等も頂ければ…

沖ノ崎

まだまだ至らぬ点もあるとは思いますが、拙文を読んでくだされば(ついでに感想等も頂ければ)幸いです。

最近の記事

(メモ)「日本のいちばん長い日」に於ける師団長殺害後の一部描写について

はじめに映画「日本のいちばん長い日(特に2015年版)」において、森赳 近衛第一師団長(と白石中佐)を畑中少佐らが殺害する有名なシーンがある。緊迫した状況下の中で、遂に畑中少佐が行動を起こすという、その後の急展開に繋がる劇中の中でも重要なシーンである。 そんな重要なシーンの後に、一つ印象的なのが、水谷一夫 師団参謀長と井田正孝 中佐が東部軍管区司令部に車で乗りつけて行き、報告の最中に水谷参謀長が卒倒する一コマだろう。ここで、東部軍へ決起を促すために来た井田中佐は水を掛けられ

    • 伊勢警備隊について

      「伊勢警備隊」とは、太平洋戦争末期の昭和二十年三月、日本本土空襲が激化しつつある中、三重県の伊勢神宮の防備強化のために編成された部隊である。本文ではこの、僅かな期間とは言え、神宮守備の任を全うした知られざる部隊について書いていきたいと思う。 知られざる部隊まず、戦史叢書「本土決戦準備1 関東の防衛」に本部隊について説明している箇所がある為、一部を引用してみる(以下引用) 「二十年三月十日の東京大空襲に続き、三月十一日約130機名古屋来襲、三月十三日約90機大阪来襲、三月十六

    (メモ)「日本のいちばん長い日」に於ける師団長殺害後の一部描写について