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ポジウィルキャリア2回目

2回目は、人生理解ワークがテーマでした。過去の体験を整理し、心の土台を作りながら自己理解を深めます。※長文です※🙇‍♀️

①家庭環境(家族)についての振り返り

幼少期から大人になるまでの間にどのような環境で過ごしたかを振り返り、思考の癖や物事に対する考え方を掘り下げていきました。その結果、下記のことが分かりました。

  • 自分が我慢して争い事を避けることができればいい→自責思考の形成

  • マイナスなエネルギーをエンジンとして動いてきた→やりたいことに沿って行動していない

  • 必要以上に気を遣うようになってしまっていた→読心が得意、ただし使い方に注意必要⚠️     

育った家庭環境について


幼い頃に両親が離婚し、幼少期から高校生までの間、母親の親元(私から見れば祖母の家)に身を寄せて生活をしていました。辛かったのは、親の離婚ではなく祖母の家で過ごすことでした。祖母はヒステリック気味なところがあり、常に怒っていました。また、母親と祖母の折り合いも悪く、家庭環境はとても良いものとは言えませんでした。テレビで、ドラマやサザエさんに出てくるほのぼのした家庭を見ると、子どもながら羨ましく思っていました。故に自分の過ごすこの環境は普通では無く、後ろめたい気持ちがずっとありました。私が、穏やかな家庭を望むのは、過去の家庭環境が反面教師になっているからです。

形成された思考の癖、物事の捉え方

日々の家庭内での喧騒が少しでも落ち着いて欲しいという気持ちから、自分の気持ちには蓋をして過ごすことも多かったです。理不尽なことで怒られても言い返せば、火に油を注いでしまうと思い我慢していました。ここで自責思考が生まれていました。また、自分が我慢して、争いを避けられればそれでいい、という守り方を覚えました。高校生のときには、何とかこの環境から出ていかなければ、そのためには自立しないといけない、自分のことは自分でしないといけないと、完璧主義を求める傾向にありました。「~したい」というpositiveな気持ちではなく、「~せねばならない」というnegativeな気持ちで動いていました。無意識にしてきたことなので、そんな認識はトレーナーさんから指摘されるまで、全く気づいていませんでした。そのせいか、いつも何かに追われて行動しているような気持ちになってしまい、苦しいのか、と気づきました。今大人になって何かしたいことはありますか?と聞かれても困ってしまうのは、この性質が原因だと分かりました。今まで「~したい」という行動の仕方をしていないから、「~したいことが」分からなくなってしまうのですよ、と。

読心が得意になっていた

こんな環境で子どもの時期を過ごしてしまったせいか、相手の表情や声色から、空気を異常に読みすぎてしまう癖がついていました。トレーナーさんの言葉を借りると、非言語コミニュケーション能力が高いそうです。保健室の先生のように、察する能力や相手目線で物事を考えられる強みがあるとのことでした。ただし、使い方を間違えると、言われてもないことを言われたと勘違いししんどくなるので注意してくださいと、助言いただきました。「事実としてどうだっけ?」というのを確認するように心掛ければ、必要以上に苦しまなくていいですよ、と言ってくださいました。言われてみれば、相手の言動を勝手に解釈して、落ち込むことが多々あります。自分で勝手に自分の心を苦しめていたのかもしれません。

②過去の体験の振り返り

予め作成していた自分史やモチベーショングラフ📈📉を使いながら、positive体験とnegative体験を振り返りました。

negative体験から見えたもの

今のままの自分でいい

小学生のときに、いじめで不登校になっていた時期がありました。結局、原因は何だったのか今も分かりませんが、クラスメイトから無視され、自分の全てを否定されたような気持ちで辛かったです。一人だけでもいいから味方が欲しかった。

トレーナーさんから、もし、目の前に同じ境遇の子がいたら、何と声をかけますか?と問われました。「もう無理しなくていいよ、明日から休もう、そのままの自分で良いよ」と答えました。昔の自分と同じような体験をしている子にかけたい声こそが、当時の自分がかけて欲しかった声の内容だというもので、傷ついた過去の自分を癒すものだそうです。私のなかで、学校を休む=良くないことという認識があったので、なかなか休みたいと、言い出せませんでしたが、本当は心身ともに限界でした。休むことには抵抗がありましたが、不登校になってからは心は楽になり、もっと早く休めばよかったなぁと思っていたことを思い出しました。

トレーナーさんからは、いまのぐりとぐらさんに、同じ言葉をかけてあげたいですと言われました。「十分がんばってるから、そのままでいいんですよ」と。

面談では、「今の職場は自分の努力によって改善される環境ならまだしも、そうではない。自分が居心地よく過ごせる環境を見つけ、満足できる生き方を見つけましょう」と話をしてくださいました。

自分に合ったより良い環境を見つけたいという気持ちになりました。

positive体験から見えたもの

  1. 成長実感が大事。同じ目標に向かってがんばっているという横のつながりが大事=モチベーションの源泉

  2. 教えてもらって自分の物にする、向上心成長意欲がある=強み

水泳から得たこと

私は体育が苦手で、運動全般が苦手です。が、私の小学校では、6年生になると2000mを泳ぐ一種の伝統行事がありました。水泳も苦手で、小学5年まで5mも泳げませんでした。でも、必死に練習して、最終的に2000m泳ぎきりました。

何故あんなに頑張れたのだろう?と考えると、

  • 周りのみんながそれぞれの目標を持って頑張っていた

  • どうせ参加するなら自分も2000m泳ぎたい

  • 泳ぎの方法を習得すると、泳げる記録が伸びていくのが楽しかった。

からだと思います。
チャレンジするからには、2000m泳ぎきりたいと思ってがんばっている人が大半でした。また、泳ぎの上手い先生に方法を教えてもらい、何度も練習していたら泳げるようになり、25m、100mと記録が伸びていくのが楽しくて無意識に頑張れていました。

他にも、大学受験や子どもキャンプの引率(10泊11日)をpositive体験として挙げていました。いずれも、苦しい思いを伴いましたが、【周りの人が一緒にがんばっている】、【自分が前にできなかったことが、できるようになっている】の2つがあったから、結果としてやりきった!楽しかった!という体験だと言えます。

今の職場には、一緒にがんばれそうな人はいません…。(モチベーションの源泉無し🍐)また、出来ないことばかりに意識が向いてしまう環境で成長実感もありません…仕事内容も2年に一度かわるので、出来るようになる前に異動し新たな仕事を覚えねばならない環境で、向上心や成長意欲がそがれてしまっています。トレーナーさんいわく、外的要因が大きいとのこと。

振り返り

・自分にとって大事なのは、成長実感があること、自分の手でできることが少しずつでも増えていくこと。前進を感じられる環境にいられたら、わくわくしながら過ごせる。
・今のままの自分でいい。自分自身が居心地よく過ごせる環境を手に入れたい
・非言語コミニュケーション能力が高めであるが、使い方を誤ることが日常で多いので、事実に着目して捉えるように心掛ける

次回は仕事理解ワークです。



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