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シーズン2最終章 「デルタ」(完結)

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2021夏、日本はデルタ株の脅威が訪れる。 そのなかで団 勇もまた、感染する… ついに麗菜と昴は 自らの運命と戦う決心をする… 様々な三角関係が崩れ、また再生する… 2人の未来を…
お値段張りますが、満足できる出来栄えです。 単発売りはしておりません。
¥200
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#官能小説

忘年会2019年

生理休暇を使った欧州旅行から帰ってきて タクシーで横浜にある鰻屋に向かう。 やはり鰻は醤油ベースのタレで白米と一緒にかき込みたいものだ。 店に入るとすでに葉月は来ていて、肝吸いを飲んでいる。 「そのジャージいつまで着てんの?」 黒のワンピースと昔あたしがあげたジャージの上着を着た野暮ったい格好… これが高級ソープトロピカルの現在ナンバー2 天秤宮 麗菜の私服姿だ。 「まだ、穴空いてない」肘を摩る 店員がやってきたので、串焼きを頼み、刺身と酒を頼む… 「藍ちゃん、明日出勤で

エモい成人の日

「お前、星岡 葉月だろ。オレだよ 中学の時一緒だった西村…  西村 由伸だよ」 麗菜と名乗るソープ嬢から笑顔が消え、 目線を外し人指し指を顎につける。 「その癖、やっぱり、考え事をするといつもやってたな。星岡だよ」 「…お久しぶりです」 「お、認めるんだ。でもさホントにオレのこと覚えてるわけ」 「サッカー部の」 「他は?」 「清水寺で…」 「お、嬉しいねぇ。そうさ清水寺でお前に公開告白した西村だよ」

あの日、オレはお前から欲しかったんだよ‼️

「由伸君、その、コレ」 制服に身を纏った葉月は、チョコレートを 差し出した… 「はぁ、手作りとか重いわぁ🥴 オレさぁもう、10個目なんだけどね」 西村由伸は、一応受け取るが、 感謝など述べない… 地味なサイドバックの由伸には 女子の注目など実は浴びたこともない。 当時サッカー部には小野寺と渡邉という イケメンがいて彼らがチョコを独占していた。 二人とも人格者で分けてくれなかった。 その小野寺と渡邉もまた密かに恋心を抱いていたのがこの星岡葉月だ。 こいつがチョコをあげていた

パンクしたから道連れだ‼️

「ハハハ、借金で首がまわらねぇよ 大学も辞めた。全部お前のせいだ」 麗菜と名乗るソープ嬢はまったく揺るがない… 「すごいな‼️人の人生、ぶっ壊して その無表情…星岡葉月、お前も道連れだよ!」 ドレスを剥いで、身体を貪る。 豊満な乳は柔らかく弾み、最高級の葛餅のような感触で甘い香りが漂い、 花園のネットリとした感触は ペニスから精という精を絞り出す。 後背位で責めながら耳元で宣言した… 「グループラインに流したからな❗️ 小野寺が興味津々に聞いてきたよ! あと三輪がどんどん

テレワークしながらソープ嬢と遊ぶわ🥴

「よいのだよ。流行病でヨーロッパの人口が 半減してイスラム圏が侵略を開始する バチカン陥落だよ。これはウケるよ」 「いや、あのですね狩屋先生…確かに このライトノベルは宗教戦争をテーマにしてますが、あくまで架空の名称にしてあってですね」 「フン、こんなもんキリスト教とイスラム教 だとバレバレではないか。我々が制作費を出すんだよ。徹底的にヨーロッパ中心社会を 破壊してくれたまえ!」 「一応、原作者の愛沢先生の意向も…」 「黙れ‼️作家風情が出しゃばるな!映像化してやるだけで泣い

俺のヨーグルトソースを飲め‼️

公園にはコロナにうんざりした人々が散歩している。 そこに黒髪のスタイル抜群の美女が 野良猫と戯れている。 「お姉さん」 「…私ですか?」 「いい目だねぇ…実にいい」 「あ、あの」 「あそこの屋台にケバブが売ってるんだ。 どう、ご馳走するよ!」 「…ありがとうございます。じゃあ」 マスクをとるとケバブにかぶりつき、美味しそうに頬張る。 「やっぱりかわいい😍なぁ、ねぇ このチリソースをかけると絶品だよ」 「いえ私はヨーグルトソースの方が…」 「ダメダメ、ヨーグルトソースなんて

自称Gカップ女子大生に浜辺で逆ナンされたった😋

いやー水着美女が水浴びしているよ! いいねいいね👍 オレはサングラス越し🕶️でそれを 眺める。 しかしあのおっぱいはなによ‼️ メロン🍈がふたつユッサユッサと揺れてさ たまんねぇ😍 「ナニ見てるんですか」 「ええ、なんのことかな、オレは 海をね眺めていてだけだよ」 「私のことチラチラ見てますよね」 女は楽しそうに聞いてくる… 抗議したいわけじゃないようだ… 「いやさ、デッカいオッパイだなぁってさ ナニカップ❓」 引くかな… 「Gです〜触ってみます❓」 「は、は、こうや

ネタバレクソヤロー😡

すっかり秋だなぁ🍂と感じる今日この頃… 世の中は相変わらずコロナに振り回されているけど、まぁ生きていければいいか… ネット指名のお客様を迎えて、 まずソファからベッドに流れ、 1発出した。 「はぁ、いいねぇ。昴ちゃんってさ 鬼っぽいよね〜」 「鬼ですか?はじめて言われました」 「あれ❓知らない鬼◯の刃❓」 「ああ、鬼ってそれですか!ええ、人喰ってそうに見えます❗️」 「見える❗️見える❗️次は遊郭編だからね」 ん? ん? 「炭治◯達、上◯の鬼を探すために 遊郭に潜入す

終わっていない文化祭(前編)

小野寺暁は、秋になり、川﨑に訪れた。 星岡葉月…中学から高校も一緒だった。 好きである。大学生となった現在でも 彼女を忘れられない… 色々妥協して交際したが、やはり彼女の影が ちらつき、結局ダメになる繰り返しだ。 文化祭で和風メイドカフェをやることになり 備品やら、買い出しを小野寺は葉月とコンビを 組んで動いた。 クラスメイトたちは小野寺たちが中学時代から交際していると勘違いしていた。 葉月は野良猫みたいにフラフラしていて 小野寺は飼い主のように探し回っていた… 小野寺

終わっていない文化祭(後編)

「麗菜さんご準備できました」 そう男性スタッフに呼ばれ、 階段前に立ち、カーテンが開くと 制服を着た少し大人びた葉月がいた… 「お久しぶりです。小野寺くん」 「オレってわかってたの❓」 「ご予約のお客様の名前がオノデラ様で その、夏に渡邉くんも来たよ」 「ええ、渡邉来たの!」 西村から話を聞いて、幻滅したとか軽蔑するとか言ってたくせに… 「だから、西村くんが来た時点である程度は覚悟していたから、ごめんね、当時の制服、サイズがもう合わなくて、えへへ」 こんな愛想がいい葉月、オ

いい話で終わらね〜よ 夏☀️

「は、は、ああああlkuゥ」 勝手に抜き、ゴムを取り、ケツにぶっかける。 「ほら、間に合うじゃん!ゴムなんかいらね〜よ」 「ダメです。ちゃんとつけてください」 「このコロナ禍にこんな所来てやったありがたい同級生にさ、サービスしようとか思わないワケ❓13万もとってさぁ」 「渡邉くん、無理難題を言うなら!」 「わかったよ…つけるよ!チ、ショーフがイキがってんじゃねぇよ」 あの星岡葉月がソープ嬢になった噂は三輪から聞いていたが、西村から具体的な店舗を聞き、すぐに行くつもりだったが

嫌い嫌いキライキライキライ大っ嫌い😡

「はぁはぁ、あーダメだぜんぜん気持ちよくねーわ」 龍介はペニスを抜き、寝転んだ。 「ねぇ渡邉くん、疲れてるの❓」 「ああ!お前のカスマン◯に飽きただけだよ。 ウッザ」 そう言って風呂場に行ってしまった。 夏以降、仕事で失敗を連発して、大学も行っておらず、どんどん風貌も汚らしくなっている。 それでも愛弓は龍介から離れることはできなかった。 今、龍介の心を支配しているのは あの星岡葉月だからだ。 あの女にだけは負けたくない。 龍介を支えて、あの女から奪ってやるのだ。 今で

映画の半券って結局使わない…

桜木町に出て、映画を観た。 うん心が燃えたね❤️‍🔥 ワールドポーターズに向かい、葉月の好きな 猫グッズを買おう。 おおいたな、たい焼きクン フラフラと洋服とかを見ていると 三輪の真ん中と出会った。 「アレ、椎名さんじゃん」 「ああ、久しぶり…」 三輪真ん中は同じマンションに住んでいる 三輪さんの家の三姉妹の真ん中だ。 妹が葉月と同級生で、コイツはあたしと同級生だ。 「ねぇ、お昼食べた❓」 「まだだけど」 「一緒にどう❓」 別に登校班が一緒だっただけでなぁ 仲よかったかな

前夜祭ほどワクワクする時間もない

吉良は完成した「New Select」の看板を眺める。 まさにデスティニーグループの要塞のすぐ隣という立地…これから始まる宴を彼は心底 楽しんでいる… 「まるで子どもような目をされている」 店長を任せた平が苦笑いをしている… 「自由の象徴だよ。僕の戦いの最終章だからね」 「恋人をエイズで亡くされ、なぜNS店に こだわるのですか?」 「僕が出さずとも、このコロナのおかげで NS店は乱立するよ。だからこそ、彼らに 頑張ってもらわないとね」  「劇的な試練ですか」 「トロピカル