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中学受験 表現の言い換え練習 第3回

中学受験で、習う知識項目に以下のようなものがあります。

文の決まり(文法)、
和語・漢語、
ことわざ・慣用句、
反対語・類義語、

難関校では知識単独の出題はほとんどありません。読解問題の一部ではだすことはありますが、超難関校ではまずないです。(灘中の一日目は除外します)
ところが、読解に取り組んでいくと、どうしても上記の知識をマスターして、それらを使って読み解くことが必要になります。

要するに、知識項目は「文章読解のツール」と意識して習ってもらいたいと思います。

その代表的なものが、「反対語」と「類義語」です。
文章は同じことをあれこれ表現を変えてあらわします。
特に説明文では二項目を対立させて(日本の文化と西洋の文化のように)論を進めます。

そのときに、対立する表現(反対語)、同内容の表現(類義語)をそれぞれ仕分けして読むのが読解の基本です。(6年生になるとこれができること不得意な子では大きな差が出ます)

読解問題の設問で「傍線部と同じ意味を表している表現を見つけなさい」という出題がよく出題されます。これは「同内容表現の問題(類義表現)」です。

今回の問題は『類義表現=表現を言い換える』練習です。

問題数は負担を軽くするために半分にしました。

問題三

①格下の対戦相手に不覚をとらないように気を引き締めてかかる。

②判定に持ち込まれた勝負はどちらに軍配があがるか、観衆は見守った・

③入試に合格するためには勉強にもっと身をいれるべきだ。

④さんざんに説得したが、彼はなびくことがなかった。

⑤ひき逃げ犯は罪の意識にさいなまれて自首してきた。

【語群】
ア苦しめられる   イ心をよせる   ウ勝利する
エ熱心に行う    オ油断して失敗する




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