気軽に極上な一杯【サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR】@銀座
銀座四丁目交差点に建つGINZA PLACE の地下1階にある【サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR】で生ビールの飲み比べを楽しんでみた。
飲み比べと言っても、ビールの種類は1種類。サッポロ黒ラベルのみ。
店内はスタンディングスタイル。
注文できるビールは一人2杯まで。
支払いはキャッシュレスとなっている。
一人2杯までしか飲めないが、3種の異なる注ぎ方による違いを飲み比べすることができる。
ちなみに、ドリンクは黒ラベルのみだが、おつまみはいろいろ用意あり。
まずは、「完璧な生」を目指しているというザ・パーフェクト黒ラベル:550円。
初めて訪れた人には簡単にレクチャーをしてくれる。
グラスは常温保管されたものを使用。
それをグラスリンサーを使い、冷たい水をグラスに10から15秒充て、ビールと同じ温度の4度前後までグラス温度を下げる。
二口カランのパーフェクト黒ラベルカランで泡立てないようにグラスの7割ほど(星のある位置まで)ビールを注ぐ。
続いて、グラスの側面に泡を注ぐ。
これはクリーミーな泡を作るためにビールの液面をあえて叩かない手法らしい。
表面のキメの粗い泡をナイフで落とせば完成。
日本一おいしい黒ラベルとはいかに。
ミクロン単位の細やかな泡は驚くほど極上な仕上がり。
スタンディングバーではなく、一流のレストランで飲んでいるような感覚にすらなる。
続いて
ファースト:550円
こちらは昭和初期のスイングカランで一気に注ぐ。
こちらは泡がプチプチと弾けるような感じもあり、爽快感がある。
室内よりも屋外で飲んだらよりよさげ。
飲んでもわかるが、見た目からして泡の大きさが先のビールと全く異なる。
続いてハイブリッド:550円
ハイブリッドという名前の通り、金と銀のカランを使ってビールを注ぐ。
まずは金のカランで泡を立てずにグラスの7割ほどビールを注ぎ、
銀のカランで泡を一気に注ぐ。
ザ・パーフェクト黒ラベルの時とは違い、こちらは液面に直接泡を叩きいれる。
液体をゆっくり注いでいるせいか、なめらかでやわらかな印象。
泡は液面に直接注ぎ込んでいるが、ファーストに比べきめ細やか。
言っても、黒ラベル。そんなに大きな違いなんかあるのだろうかと思っていたが、こうも変わるのか。そして、こうもうまいのか。
もともと黒ラベルは好きだけど、この店、本当にちょっと喉を潤したいときに、ただ喉を潤すのではなく、極上の一杯で気軽に喉を潤せ、最高だな。
銀座駅直結という立地もあってか、意外に大人の女性おひとりさまの姿が多かったのが印象的。
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