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ジョリオのスイーツ道

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おいしいスイーツを探しにあっちこっちおさんぽ中
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#和菓子

【とらや】のバレンタイン2024

和菓子の老舗【とらや】の限定販売のバレンタイン向け詰め合わせをいただく。 羊羹・あんやき詰め合わせ:2355円 あんやきは白餡に卵黄とふくらし粉を混ぜて焼いたお菓子で、レギュラーメニューとして、白餡、黒ごま、抹茶の3種があるのだが、バレンタインのこの時期のみ、黒糖カカオが販売される。 封を開けると、和菓子と言うよりフォンダンショコラのよう。 ただ丸い形で、カカオのマークが刻印されているだけではなく、フチがギザギザとしていて、かわいらしい。 生地はしっとりさもあるが、

香り高いいちじく羊羹【果樹園の木漏れ日】@松江/島根

『マツコの知らない世界』で高島屋の和菓子バイヤーが紹介した和菓子の一つがどうしても食べてみたくお取り寄せしてみた。 それは、日本三大和菓子の一つ、島根県松江にある【風流堂(ふうりゅうどう)】の羊羹。 果樹園の木漏れ日:3132円 蓋を開けると一本の棹ではなく、二つに別れた箱が入っている。なので、乾燥を気にせず食べ切れることができる。 この羊羹、何に惹かれたかというと、その材料の組み合わせ。 奥出雲地方にあるワイナリーのぶどうを使った果汁100%のジュースと出雲多伎産

初夏を感じる【まほろ堂 蒼月】@豪徳寺

小判を持たない招き猫が奉納されている豪徳寺そば、世田谷線の線路沿いに店を構える和菓子の【まほろ堂 蒼月(まほろどうそうげつ)】。 外観がオシャレな雰囲気ということあり、若いお客さんも多い。 店内のショーケースには上生菓子やどら焼き、わらび餅やまんじゅうなどの王道の和菓子が並ぶ。ここではクリームやフルーツを合わせるといった、若い世代に媚びたお菓子は置いていない。 店内には少人数向けのちょっとしたカフェスペースあり。 ドリンクはお抹茶、煎茶、ほうじ茶、珈琲があり、それぞれ

【萬御菓子誂處 樫舎@奈良 × 小男鹿本舗 冨士屋@徳島】

新宿高島屋で開催されていた『美味コレクション~新しい食の発信~』の一角で、奈良に店を構える【萬御菓子誂處 樫舎(かしや)】と徳島に店を構える【小男鹿本舗 冨士屋(ふじや)】のコラボ店で、甘味が楽しめるということで、立ち寄ってみた。 上生菓子は【樫舎】を代表する、吉野葛を使った『みよしの』という名の葛焼きや、今の時期、奈良の本店で人気という『栗きんとん』など4種類用意されていた。 まず最初に冷緑茶が出されるのだが、緑の香りが爽やかで、食後の口直しにリフレッシュすることができ

予約必須の鬼まんじゅう【梅花堂】@覚王山/名古屋

『鬼まんじゅう』って、なかなかすごいネーミングだが、これが、一昔前の流行り言葉を使えば、鬼うまかったりする名古屋名物だ。 地下鉄東山線覚王山駅から数分の場所に店を構える【梅花堂(ばいかどう)】は鬼まんじゅうの名店として有名で、確実に手に入れたい場合は予約必須の人気店。 こちら、鬼まんじゅう以外に大福、おはぎ、羽二重餅にわらび餅ともち米を使った和菓子を販売しているのだが、昼時に店に足を運ぶも、ほぼ売り切れであった。 鬼まんじゅう:150円 まんじゅうと言っても、ゴツゴツ