見出し画像

身の程をわきまえる

今日は久しぶりにファミレスのモーニングでnoteを書いてます。

復職する前からだから、もう三ヶ月ぶりでしょうか。
休職中は毎日どこかしらのファミレスやカフェに行ってました。

心療内科の先生からは、土日も平日と同じくらいに起きて午前中は何か活動するようにと言われていて、これまでは平日の疲れでとても土日に何かする気が起きなかったのですが、今日は何だかやれそうだと思って、思い切って来てみました。

休職中は店内に暖房がかかっていた季節でしたが、今は冷房がないと生きていけないような季節で、エアコンが効いてて快適です。

さて、僕は来週からパーソナルジムに通うことにしました。
休職してからは特に運動らしきことはしてなかったし、復職してからもとてもそんな気にならなかったので、強引にでも自分を奮い立たせないと運動をすることができないと思って決めました。

期間は二ヶ月、週二回、勤務先の隣駅の徒歩5分くらいの場所に通います。あえて勤務先の近くにしたのは、会社帰りに必ず寄るようにすることで、家でくつろいでしまう前に運動ができるようにしました。

そして前回も書きましたが、会社からの謎の条件、定時厳守というのを最大限利用するには、会社帰りのアフター5を充実させるしかないと思ったからです。

考えてみると定時厳守という条件は、とてもありがたいことかもしれないと思うようになりました。これは妻にも言われたのですが、周囲から「残業できる人」という認識でいると、なんだかんだ理由をつけていろいろ仕事が増えていって自然と残業が当たり前のような生活になってしまうのではないかと思います。これが「残業できない人」という周りの認識でいると、あまり仕事を振られず、それほど期待もされず自分のペースで仕事ができるかもしれません。

前の自分は、期待もされない人=必要とされない人、という考えに陥り自分が情けなく感じる人間でした。

でも今はまだ完全ではないですが、自分を慰めるというか、考え方を変えられるようになりました。

期待されない、必要とされない、ってそれらは他人からの評価を気にしているだけですよね。自分がこれで良いと思えばいいのではないでしょうか。

残業すらできないなんて情けない、ていう考えに陥っていた自分ですが、そもそも残業をしたいかと言われると、できればしたくないのです。だけど残業しないと何だか仕事サボっているような気がして不安なのです。これが社畜マインドなんだと思います。

まあ、自分も年齢が年齢です。就職氷河期世代なので、会社に入るということは、拾ってもらった、何とか入れてもらったという風に感じてきたので、会社には逆らえず、自分を切り売りして会社に貢献してきた口です。

でもそんな考えはもうやめようと思います。クビにしたければすればいい。評価なんてどうでもいい。自分は目の前の仕事をこなすだけでいいと思っています。先のことは考えず、今の自分を大事にして、今の生活をいかに充実させるかに注力することが優先事項ではないでしょうか。

そもそもまだ心療内科に通って薬飲んでる時点で、まだ治療中なんです。前と同じことをする必要はないんです。

また、転職活動をしたときに自覚したはずです。大して人に誇れる成績を残しているわけではない僕が、他の会社に行って活躍できるはずがありません。むしろ変に期待されて入っちゃって通用せず、不遇な扱いを受ける可能性だってあります。

そう。要するに、今の会社に残って、目の前の仕事を適当にこなして、その余暇を楽しむべきなのです。

会社に利用されず、会社を利用するのです。それも自分の幸せのためです。

仕事だけが人生じゃありません。人生は英訳するとLIFE。生活そのもの。人生はWORKじゃありません。

こんな割り切りが自分には必要なのではないでしょうか。

ただ引っかかってたのは収入のことです。管理職から一般職になるため年収換算でおそらく2割くらい下がります。それが家族に申し訳なくて、情けなくて、自分をどこか許せないでいました。会社での立場がそんな扱いになったことで休職したことを後悔するまでに至りました。

そんな気持ちを妻に打ち明けると、生活レベルを少しずつ下げていく必要はあるけど、子供がもう大きくなっているので家族旅行などは行かないだろうし、何とかなるんじゃない、と言ってくれました。それを聞いて本当にホッとしました。自分だけで背負っていたような荷物が降りた気がしたのです。

今まで自分で自分をものすごく買いかぶってました。とてもプライドが高いんだと思います。いい年して情けないのですが、ようやく地に足をつけて生きていけるかもしれません。己を知るというか、身の程をわきまえるということですかね。

来週から、パーソナルジムで心身ともに鍛えて強くなりたいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?