[ブエノスアイレス散策]チャカリータ墓地にも行ってみた！

Cementerio de la Chacarita：チャカリータ墓地
ブエノスアイレスには、レコレータ地区に有名な墓地がありますが、中心から少し離れた所にある チャカリータ墓地 にも行ってみました！
レコレータ墓地は由緒ある家柄のお墓だったり、大金持ち、著名人などのお墓がありますが、チャカリータ墓地はもっと庶民的な墓地のようです。
1871年に黄熱病が流行し何千人もの市民が亡くなりました。その犠牲者を埋葬するため既存の墓地では不十分だったので建設されたようです。

面積およそ95ヘクタール、アルゼンチンで最大の墓地です。レコレタ墓地が確か約 5.５ヘクタールだったので、かなり広いですね！
レコレタ墓地のような感じの所もあり、また広々とした公園のような所もありました。皆さんゆったり安らかに眠っていらっしゃるのでしょうね、きっと。。。

この墓地にはタンゴ関係の著名人が沢山眠っています！

有名なタンゴの音楽家　オスバルド・プグリエーゼのお墓,
他にもカルロス・ディサルリ、アニバル・トロイロ……etcが一緒の場所に眠っておられました。

またチャカリータ墓地に入る前、入り口の門の前の歩道には、こんな物もありました。1976年から1983年の軍事独裁政権時の犠牲者の名前が書いてあるそうです。
墓地の外ということは…まだ行方の分からない人達の名前でしょうかね。。。🙄

チャカリータ墓地前の舗道

1985年 アカデミー賞で外国語映画部門で最優秀賞を受賞した”The Official Story”という映画がこの時代の状況を描いています。
行方不明になった人々の中には、妊娠した女性もいて赤ん坊が生まれた場合には、他の家族に売ったり、非合法に養子にさせらることがあったようで、そんなストーリーの映画です。

こんな時代もあったんですね…🤔