世界中すべての人が観る映画
「グリーンブック」
黒人差別が世界一わかる実話映画だろう
あらすじ
人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を実話をもとに描き第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。
黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに車を走らせる。
ツアーの道中での事件
・酒場で黒人を理由に絡まれる
・紳士服店では試着はできず購入後に採寸すると言われる
↪︎(黒人が一度着た服は白人には着れない・売り物にならないということ)
・雨が降り頻る中、黒人だからという理由で警官から車から出て身分証を見せろと、夜は出歩くなと言い放す
極めつけは
・「VIP対応」と言いながら招いた施設では物置き部屋が待機部屋
食事は演奏する施設の食堂に入れずに、物置き部屋に料理を持っていくか、近くの店で食べろと言う
差別はなくならない
1960年の映画舞台から
2013年のブラック・ライヴズ・マター始まり
2020年の白人警察官が黒人の首を圧迫し死亡させた歴史的事件(白人は有罪判決)
1960年代よりは改善はしているだろうが、今もなお根強く残っていることは間違いない
あの
「大坂なおみ」選手も黒人差別問題にマスクで抗議するなど熱心に取り組む
日本人の大坂なおみ選手は「白人なら」もっとアメリカでも日本でも人気が出たのでは?
と率直に思ってしまったが、
誰の心の中に知らず知らずに誰かを見下している!
例えば
オミクロン株で有名になった
南アフリカが経済的に大きく成長して、将来日本を抜くくらいの豊かな国になったら
日本人はいい気持ちにはならないのでは?
どこかで
私はアフリカを日本よりも下に、貧しいと思いこんでいるのだ
この映画で印象に残った
人を動かすこととは
・信念
・友達
・手紙
①信念
あえて黒人差別が強い南部に行くことで立ち向かう信念を貫いている。
映画ではドクターの信念にトニーのみが動かされた
「ブラックって言うな」byトニー
②友達
二人は友情で差別と闘い抜いた。ドクター一人ではツアーを最終日までまわることは難しかったかもしれない。
友情があったから信念を貫いたドクターが心折れなかった
③手紙
直筆で想い溢れる手紙は離れていても人を暖かくする。今は手紙を書く習慣がないからこそ手紙を出すと書いた側も受け取る側も心が動かされる
黒人差別問題が話題になる時は
「グリーンブック」を観よう
世界一のアメリカで差別がある
世界のどの国も差別は存在する
すべての人が観るべき世界最高の価値ある映画だ!
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