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速く走りたいので、スピードに極振りしました(14)

「これ。捕食者!」すると、右腕から黒い液体が出てき始めた。
他のみんなは驚いていた。「なにこれ!?
腕から出てきた液体は、小刀を飲み込み、腕と合体して、黒い小刀になった。しかし、マグマが通っているように、赤い線があり、そこは少し光っていた。
「まだ終わっていないよー」私の手を合体させ終わると、今度はそのマグマ/黒が体半分まで広がり始めた。終わると、体半分は赤い光るマグマのような線のついた体になり、目は完全に赤かった。
「これは捕食者。まあ捕食者と言っても体半分捕食されるから死ぬまでこうなわけ。でもこのおかげで今まで攻撃力30だったのが+170で200になるし、私のスピードで走ってこれを振ると…」と、走りながら小刀を振る動作をした。「大体は命中するの!」私がワイワイと振り回しているのを見ていたココミは「ササミ、もう悪魔じゃないの…」と少し苦笑いをしていたし、コナミさんは「彼女、まだ始めてすぐなはずなのにもう人間、やめました?」とココミに聞いていて、カナデは「これから面白くなりそうだ」と感心して居た。
「それじゃあ帰ろうか。」私たちが歩いているとき、コナミさんがあることを思い出した。「そういえばあの人たちはどこに行ったのかしら。あのここに来た時に最初に戦っていた人たちは」それにはカナデが答えた。「そういえば彼らはポータルから出ていったよ」それを聞き、私たちはカナデの方を向いた。「そのことを早く言ってよ!」すると、カナデはそれに驚き、後ろにこけた。「それじゃあ戻るよー!」私はみんなを引いてで戻りに突っ走っていった。「わー…!」カナデは目を回していた。

ポータルを通って、ハブに戻ると、ちょうどその時にイベントが始まった。
〘みんなハロー!またイベントをするにゃー。それじゃあイベントのルール説明だにゃー。一人ひとり一ポイント持っていて、それを誰かにあげることもできるし、仲間を倒すこともできる。違う言い方で言うと、チームワークをしてもいいが、本当のチームはないってことさ。今から1週間、これは開始しているニャー。細かく言うと、まずはAさんとBさんがいるとしみゃす。AさんがBさんを倒すと、Bさんの1ポイントを獲得して、Aさんは2ポイントになりみゃす。でも、AさんがCさんに倒されると、その2ポイントはCさんにわたり、Cさんは3ポイントとなりみゃす。誰かをリバイブしたい人は、10ポイント必要。でも、ゲームの中にもモンスターがいるので、ご注意を!モンスターは下級、85パーセントの可能性でポイントをドロップして、ミドルクラスは60パーセント、上級は10パーセントドロップします。みゃなさん(皆さん)は下級を倒せば有利だと思いますよね。それも違います。今回では、小さければ小さいほどHP(体力)、ダメージは少ないが、スピードも速く、倒しても大してポイントはもらえません。下級の一番高いといっても、2です。上級このイベントでは、ダンジョンもあります。しかし、そこでボスなどに倒されると、自分のポイントとはバイバイをしてください。戻ってくることは絶対にありません。もちろん陸上にいるモンスターでも同じです。もしも倒されそうになったら、自分の仲間に倒された方がポイントは帰ってくるでしょう。その人が自分に返してくれればの話ですが。朝と夜のサイクルはあり、朝には下級が95パーセント、上級が5パーセントしかいませんが、夜になると、下級が10パーセント、上級が90パーセントを示しています。もちろんチャットはありだけど、夜になると、マップは完全に真っ暗になるよ。スポーンキルもすることはできるが、意味はそんなににゃいよ。だって1回倒した人はポイントが0ににゃり、もう1回倒しても何も得ることができにゃい。それみゃあ(それじゃあ)始めー!ん?ああ、ごめん。あと100秒待ってね。でも今回のイベントは今いる人、全員強制的に入れさせられるよ。頑張ってね〙そういうと、ぽんと小さな破裂して消えた。
「話が長すぎてちょこちょこのところが耳に入らなかった...」私は耳から湯気を出しながら、ふらふらと目を回していた。
『92秒』
「それじゃあどうする?」ココミはみんなを見て、質問した。
「まあ最初は合流しようか。マップが使える朝の方が有利だろうから。」カナデの提案にほかのみんなは賛成した。
すると、またもやあの虎が出てきた。
〘ごみぇんなさい(ごめんなさい)、渡すものを忘れてました。〙と、言うと、一つのマップが開かれた。
〘これを見て計画を立てたほうがいいよ。じゃなくていいみぇすよ(いいですよ)。〙また消えた。
『64秒』
「それじゃあここに集合しましょう。」コナミさんは真ん中ら辺にある一つの木を指さした。
みんなはうなずき、タイマーが終わるのを待った。
『5、4、3、2、1、スタート』