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共同マガジン〜小説家達!

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小説限定を出してください。これはみんながこのマガジンで楽しんで小説を見れるために作りました。ルールは簡単です。みんなが嫌がることは絶対にしないでください。それだけです。たくさんの…
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2024年2月の記事一覧

ふぉれすとどわあふ|masakoの恋

 如月の月ももう10日が過ぎようとしている。  何かアイテムが揃えば、アイツを見つけ出してそのアイテムを渡してやれるのに、何なのかさっぱり分からない。    その日偶々留守番をしている雑貨屋の中を(物を壊さぬように)落ち着きなく歩き回り、親指の爪を噛む。 ・・・一体、何だってんだろう?こんなに考えるのも私らしくないし、次の行動に手をこまねいているのも、まったく私らしくない。 ✢✢✢ カランカラン、とドアチャイムが鳴って人が入ってきた。 「あ、お姉ちゃん!ただいま」

気難しい作家先生〜妄想代理人〈全編〉|短篇小説

高階千鶴は、自分の勤めている会社の文芸誌『揺《たゆたふ》』の創立記念パーティーに 出ていた。( 全体的に、150名〜200名くらいだろうか。レセプションホールに並べられた円卓には、著名な作家、詩人などの有産階級が多く出席している。 ファッションも、如何にも質の良さそうな深い色味のブラックスーツであったり、ちらほら男女問わず和装がまぎれていたり、そのまま華やかな席の装いとしてお手本になりそうな雰囲気があった。 ――― 千鶴は、編集部で小説家の深谷浩介の担当だった。 深谷

忍部(55)

小四郎の姿が消えた。忍差は周辺を見渡した。彼の姿はどこにもない。 忍差は少し動揺した。一瞬の間で消えたのは普通だ。だが、いったいどこにいたのかがほんの少しもわからない。 すると後ろから聞いたことのある声がした。「君が探しているのは僕のことかな」後ろを振り返ったが誰もいない。 だが、今度は反対側から声がした。「そんなことはもう知っているよ」また振り返ったが誰もいない。 「それなら君を始末するしかないね。悲しいよ。でも生きるためってことだ。」忍差が跳ねようとしたが、横によけた。

速く走りたいので、スピードに極振りしました(58)

私はまた戻っていった。「お待たせ」息を切らしながら私はみんなを見た。「いや、まだ5秒ほどしかたってないぞ」ナギトさんはため息をついた。「お前は本当に自分の速さを理解していないな。多分1秒もあればここからバフに戻れるぞ。しかも5秒かかった理由は多分今何が起きたのかを理解するための時間だろう」私はとりあえず前を見た。「あいてないね」カナデはうなずいた。 「このとは開いたよ。でも数秒経ったら丸い石が元に戻って都が一瞬でしまった。多分だけどこれは自動的に締まるものなのかもしれない。だ

普通に生きたい僕であった(51)

「初め!」僕はまず塀を作った。これで少しの間は守れるだろう。 そう思っていた。 だが、全く違った。彼女は壁にこぶしを振り落とすと消えた。 周りを見たがどこにもいない。「上か!?」僕はギリギリのところでよけることができた。 彼女は少し驚いていた。「よけるとはね…それじゃあこれはどうだ?」彼女は予想外のことをした。 分身だ。だが、少しぶれていた。「これは私が高速で動いて作り出したもの。攻撃は当たらないよ」 だが、僕も超能力者だ。そう簡単に負けない。地面に手を置くと目を閉じた。 彼

シャドウキラー(49)

「いったいどこに行ったの」部屋を飛び出していったデリルガを探し、333番はその場を駆け回っていた。「もう彼を探すのはやめろ」ボスは彼女に命令した。「しかし…」だが、文章を終わらせるのはやめた。ボスの目を見ると分かった。「あいつは強い。自分でどうにかする」 彼女はそのまま歩いていた。すると、地面の底から地響きが聞こえてきた。どんどん近くなっている。少しすると地面が破裂した。「脱獄成功!」地面の中から現れた何かが聞き覚えのある声を出し、にやりと笑った。 「いったい地面の中で何をし

私+君‐君との違い

私と君、いろいろと違う。 私は静かで友達もいない。なのに君は明るい。活発的で友達も数えきれないほどいる。 私は運動が苦手。なのに君は運動抜群、全く疲れない。 私はテストが苦手だ。大体は50点ほどしか取れない。なのに君はいつも90点以上だ。 私は遅刻することがある。欠席になったこともある。なのに君は遅刻したり欠席をしたことがない。 私は感情を持たない。悲しく思ったことなどない。なのに君は感情を持つ。たいてい笑っているが泣くことだって怒ることだってある。心配することだってある。

想像島と政治の現在

1400年  うき氏天郎天皇が死去(420歳)      想像島ができた      ゆうひ総理大臣が政治を始める 1401年  ゆうひ時代が始まる 1501年  ゆうひ時代が終わる      ゆうひ天皇が死去(120歳)      三角時代が始まる 1502年  ゆうひ総理大臣が死去(124歳)      山田百が総理大臣になる(20歳)      子育て計画が発表 1503年  子育て計画が開始 1504年  職業選択法律が発表      優ろうが天

想像島と政治の現在2

これは、想像島が完成する前の話です! 900年 うき島(想像島の前の名前)が火山のふんかによってできる 906年 政治がよこく市で始まる 940年 うき島時代が始まる     うき氏天郎が天皇になる     山田一郎が総理になる     国会議所の建設が始まる 1000年 うき島調査団が活動開始     うき島時代が終わる     政四時代が始まる     山田一郎が総理を1010年まで続けると発表     うき氏一郎が天皇になる      1010

無名小説スライム編(9)

「ンん…」俺は気が付くと、地面に転がっていた。 「おお、起きたか」横で龍の声が聞こえてきた。 「いったい何をしてたんだ…」俺は龍をじろりと見た。 俺は横を見ると大量の暗闇狼がいた。 「なんだ?今日の朝食みたいな目で見てきているけど…」俺は少し引いた。 「我が主、お目覚めになったか」俺は目を丸くした。言葉通り。「わ、我が主ー!?」 俺は平べったい地面を転げ落ちた。「いやいやいや、さっきまで殺されそうになってたんだけど?」 暗闇狼のリーダーらしき暗闇狼は首をかしげた。「さっきまで

この恋は永遠と思ってた〜記憶の抽斗〈改訂版〉|#エッセイ

「ありがとう」 彼は私に、手を差し出して言った。 私は何も言えず、 ただその手を見つめていた―――。 まるで、明日の予定の話をするような軽い調子で、彼が言った。 「―――僕は、借金があるんだ」 向かいあって座る私は、一瞬にして心身ともに凍りついた。 「何で・・・」 力なく、尋ねるのがやっとだった。 「今までふたりで会ってたとき、全部僕が払ってただろう? ・・・ちょっと、無理してたんだよ。 だから、積もり積もって借金になった」 恋は盲目と言うが、文字通り私は

600文字の限られた 僕の想像世界

サンタクロースとトナカイ想像島という島がありました サンタクロースとトナカイはこの想像島に暮らしていました サンタクロースはトナカイと一緒に夢タウンという想像島の都市を作りました 夢タウンとは? サンタクロースがトナカイと一緒に作った想像島の都市で 住宅がたくさんあり人どうりが多い場所 サンタクロースは都市を作ったものの、人が全く来ない場所になっていることにきずきました サンタクロースは町をきれいにして、人が来れるようにしました サンタクロースは町に来てもらえるように看板

拾った女の子は常識知らず‐不転校生2

「えー、静かに、新しい転校生を紹介します」先生は私のほうを向いてきた。 私はおろおろとは言った。私を見てマリナはため目を丸くした。「しーッ」私は彼女を黙らせると話した。 「田村…美咲です。よろしくお願いします」私が頭を下げると、マリナが「プッ」と噴出した。 だが、ほかのクラスメイトは全く違う反応をした。「ウォー、美少女の転校生が来たー」と、騒ぎ出した。 私は赤くなってそっぽを向いた。そんな私をじろじろとある人物が見ていた。「マリナ…絶対後で懲らしめてや…」 私がじろりと彼女を

しゃべるねこと優しい飼い主さん〈音楽追加版〉|YouTubeの紹介

今日は#猫の日らしい。 実家では、長生き(どちらも20歳over)の猫たちを飼ってきた。 猫は大好きだ。自由で、柵をほぼ持たない。 あるときYouTubeで 「しゃべるねこ しおちゃん」を 見つけたとき、飼い主しんコロさんの優しいお声と、しおちゃんの 可愛さにめろめろになってしまった😺🤍 是非とも共有出来れば嬉しい!! 🐈‍⬛しおちゃんのYouTube🐈‍⬛ ▶しゃべるねこ、しおちゃんのボキャブラリー集 「おかえりぃ」、「おきゃん」、 「ふたりの時間」・・