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共同マガジン〜小説家達!

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小説限定を出してください。これはみんながこのマガジンで楽しんで小説を見れるために作りました。ルールは簡単です。みんなが嫌がることは絶対にしないでください。それだけです。たくさんの…
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2023年12月の記事一覧

【最新版】私の案内図〜MIND MAP 〈mid-autumn〉 

親愛なるnoter様、私のnoteへお越しくださり、誠に有難うございます! 自己紹介とnoteのマインドマップを最新版にリニューアルいたしました('24年10月19日現在)。 初めましての方も、途中から「何だこれ?」と気にして下さった方にも、今後ともお付き合いを続けて頂けるよう過去記事をまとめたつもりです。 Regardez à tout prix ! (どうぞご覧下さい) 🧡自己紹介🧡 改めまして、BRILLIANT_Sです。 Sは私のファーストネームから取ってい

みんなが小説好きになるための共同マガジン!参加方法

こんにちは。これは小説を『書く』『読む』ということを楽しんでもらうために作った共同マガジンです。参加してくれると嬉しい! 📗共同マガジン初めにしてほしいことマガジンに行き、自分にあっているかを確認してください。(まだ何も投稿されていない可能性があります(ーー)) もしも誰かルールを破っているかを見てくれると助かります。 なぜこの共同マガジンを始めたのか簡単に言うと自分が人の小説を読みたいというのが10%ほどの理由をとっています。ですが、ほかの人にも小説を読む楽しさ、書く

気になる後輩〜忘れられないkiss|短篇小説

冬の色をまとうコートの後ろ姿。 何かを後ろに置いてゆくように、肩で人の間をすり抜けながら、遠くに見えなくなる…。 昔の会社の後輩かと思った。 雑踏で立ち止まることも出来ないまま、背恰好や雰囲気が似ていたその人を、知南は思わず目で追っていた。 刹那、記憶が過去に遡る―― ✢✢✢ 知南は営業補佐的な仕事で、男性社員に混じって働くことが多かった。僕ではないけれど、全然女扱いされない。良くてきょうだいの末っ子みたいな扱い。それが楽で、居心地が良かった。 ある日。展示会場のフ

ひなどり〜塾の先生|#文豪へのいざない

莉子の家の近くに、その個人塾はあった。 商店街の並び。ひときわ古い趣きの木造の構えだった。個人塾をするまえは、先生の父親が医院を開業していたらしく、ガラスを嵌めたスイングドアで、持ち手は金属のバーが付いていた。 莉子は小学4年生のときからその塾に通っていた。自分の学年の順番になるまで、同じ学年の子たちと、元待合室の空間で待っていた。時間になったら2階へ上がる。 尋ねたことはないが、先生は、かなり優秀な学校を卒業した人のようだった。独身で、40代くらいだった。ひとクラス2

Secret Room|短編小説#シロクマ文芸部

✢前篇 ――― その日は、午後から秋雨が降った。 太陽の欠片さえ感じない陰気な夕間暮れの街。 僕は大学の帰りに、傘を差してバーのアルバイトへ向かった。 モンクストラップの革靴が雨の泥はねで汚れないように、歩く場所を選びながら進んだ。 (今日は・・・誰も客が来ないな) ただでさえ客の少ない店。まして、こんなじめじめした雨の日に、高台の店まで来る奇特な人間は、滅多にいないと高を括っていた。 彼女が来なくなってから季節は進み、銀杏並木が、金色の鳥のかたちの葉を落とす時期

ブルー・ジントニック|短編小説#シロクマ文芸部

振り返るそのとき―――。 あなたは僕を見つめた。目をあわせ、慈しむような眼差しをたたえ、ゆっくり近づいて来た・・・。 ✢✢✢ 高校の頃、僕はいつも、自分が何者か分からなかった。・・・高校だけでなく、もしかしたら今でもそうなのかもしれないが。 当時は分かりたくて、高校は美術部に入り、ずっと絵を夢中で書き続けた。 絵の中に求める答えがある気がした。自分の身代わりとなる絵のリソースを増やすため、たくさん音楽を聴いたり、たくさん本を読み進めたりした。 何でもとり入れたら良いわ

無名小説スライム編(1)

カチカチカチ、キーボードの上を手が駆け回る。画面には文字が並び、どんどん入力されている。 「先輩、そろそろやめたらどうですか?体に悪いですよ?」近くで後輩の声が聞こえてくる。「ああ、あと少しで終わるつもりだ」そう言うと、そのまま書き続けた。「センパーイ」あまりにもうるさいのでとりあえず今日のところはそこまでにしておいた。 「センパーイ、1杯どうですか?」彼をじろりと見た。「体に悪いと言ったのはあなただろう」「い、いや…なんか暗そうにしていたから」ため息を付いてから歩き始めた。

百不思議の小学校‐消滅したプレゼント(1)

日本の中に貝日小学校という小学校がありました。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。 今日は12月25日、毎年に存在する記念すべきの日だ。なぜかというと雪が降る場もある寒い中、サンタクロースが来るからだ。子供たちはこの日を待ちに待っていた。プレゼントをもらうことができるからだ。枕元に毎年プレゼントが置いてある。これを皆はサンタクロースだと思うのだ。だが、10歳になるとそ

マインクラフト(41)

「ちょっと待って」僕は彼を止めた。「どうしたんだ?」彼は僕の方向を見てきた。「エンダードラゴンて行ったっけ?ドラゴンていうことは分かったけどどこまで強い?」彼は考えてから答えた。「まあ争ったら確実に負けるほどだね」僕は驚いた。「そこまで高いの!?」彼は当たり前のように僕を見てきた。「当たり前のように言わないでよー」僕はしょぼしょぼと座り込んだ。「僕じゃダメ化も…」彼は僕の肩をたたいた。「いて!」「そこまでしょんぼりとすんなって、そこまで大変な敵じゃないんだから。もう今までで何

忍部(46)

「さてと、これは終わったことだしこれから一体どうしたらいいんだっていう話だ」忍座は周辺の有様を眺めた。たくさんの家はつぶれ、もしかするとその中に巻き込まれた人たちもいるかもしれない。「まあ、とりあえず助けることができる分は助けるしかないってことか」忍座はため息をつき、ぶっ壊れた町へと進んでいった。 「!」少し遅れてきた金木と忍差はその風景にアッとされた。巨大なロボとが倒れていて、町はほぼボロボロだった。いったいどうやってロボットが倒れているのかは予測できなかった。「いったい

速く走りたいので、スピードに極振りしました(49)

「やあ、僕の名前はンローだ」私はその言葉を聞き、めちゃくちゃ驚いた。相当にだ。「ンローって話せたの!?」彼はコクリとうなずいた。「もちろんさ。僕はアンドロイド、話すようにセットするのもたやすい御用だ」私は彼の言っていることが分かった。「ってことは自分でコードをいじれるってこと!?それやばいんじゃ…」彼はうなずいた。「うん、やばいよ」私は素早く突っ込みを入れた。「おい!それはいかんじゃないかい!」 「まあ、自由にできるってのはいいことなんだ」彼はそのまま空中を歩いて行った。「そ

普通に生きたい僕であった(42)

「本当にこれでよかったのか…それとも悪かったのか…」僕は教室に戻った後、自分の椅子に座って考えた。 もしかするこれは最高の方法だったのかもしれない。 『どうしましたか』頭の中に声が聞こえてきた。 誰!? 僕は周りを見た。『私は匿名Aと呼んでください』その言葉を聞いたとたんにその人物が誰なのか分かった。 匿名A! 僕は透視を遣おうと指摘が付いた。超能力を使えないということを。 ということは1体どうやって話せてるんだ…テレパシーのように… 『私がテレパシーを使っているのです。本当