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やわらか哲学

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人生とは、適正な明かりの中に自分を置くことだ
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#心理学

不幸から何か良いものを見つけ出す人

同じ出来事に対し、ネガティブになる人もいればポジティブになる人もいる。 その差は一体 なんなのだろうか。 私たちは人生を歩んでいく中で、不幸な環境・シーンに必ず出会う。 しかし、不幸を受け止め、そこから何か良いものを見つけ出す人は幸いである。 また、このような対処能力に優れた人々のことを 「勇気ある人々」 と呼ぶ。 例えば、 カフェで 店員さんにコーヒーを溢されたとしよう。 あなたが履いていたズボンに コーヒーがかかってしまう。 この時、不幸な人は 店員さんに

よく怒る人が 幸せを感じるのは難しい

怒りの感情が多い人は、多くの場合 物質的な豊かさを至高としており、幸せを感じる瞬間は快適に生きている時である。 そういう人が最も恐れる事は、自身の身の回りの外的環境が脅かされることである。 しかし、この世界で問題なく生きることは不可能である。 人生における問題や試練がなぜ訪れるかは今回は詳しく書かないが、 生きていく中で脅かされるシーンは必ずくる。 そんな中でも、幸せを感じれる人というのは 内面の豊かさを至高としている人である。 自身の内面が豊かであることが真の幸

『幸せ』の答えは、自分の中にある

情報に溢れた今日において、選択の難しさを感じるシーンはきっと多いはず。 たくさんの選択肢。もちろんあなたが決めるのである。 どれを選べば最も幸せか、それはGoogleで検索しても分からない。 選択の軸が自分の中にあれば、最も幸せな選択は していける。 きっとあなたの選択は、社会の枠組みに囚われない自由な選択だろう。 世間体や社会通念を基準とした選択は「あなたの選択」じゃあない。 人生は、予定通りにはいかない。 あなたが明日計画していることも、きっと予想外のことは

自分を知る 『クリフトンストレングス34』

自分を知ることは、幸せになることだ。 ということで、 自己理解における 最もおすすめなツールをご紹介。 『クリフトンストレングス34』 https://store.gallup.com/h/ja-jp あなたが持っている強みとなる性質を、34種類の中から順位付けてくれます。 ちなみに 私もやってみました。 1位(最上志向)と、5位(戦略性)は意外でした。 だけど、振り返ると 今までの私の行動の説明ができる気がします。 上記に挙げたのは、5位までですが6位〜34位

自分らしくいることで 人生が始まる

人は多くの場合  ふり(pretend)  をして生きている。 本来の私でいられるのは一日の中でどれくらいだろうか。 社会のコミュニティの一部として、そのポジションで役を演じるあなた それは自分らしさを抑さえ込むこと。 でも あなたが最高に楽しい瞬間は自分らしく生きている時だろう。 「この人と会うと とても心が落ち着くなぁ」 きっとそれは、その相手(友人等)によって自分らしくいられる状態になっているからその心地よさにあなたは陶酔する。 生きていくためには 外向け

「苦労」の本来の意味を伝え直しとく

苦労とは、辿り着きたいところへ向かう途中で訪れる「乗り越えたい」ことだ。 あなたが今 苦労して取り組んでいるソレは、どこに行き着くためなのか。 理想や目標に向かっている道中ならば 世界で一番かっこいいのは私だ、と誇っていいと思う。 もし わけもわからず苦しんでいるのなら、 乗り越えてその先にいきたいと思わない苦労なら、 やめてしまえばいい そんなものは「苦労じゃない」  また別のモノだろう。 夢や目標を持つことで、人間は 本領 を発揮する。 理性で自分を納得

人間関係は、幸せと呪縛の表裏一体

多くの場合、人間関係は あなたの人生に喜びをもたらす。 しかし、一方で あなたが行きたい方向への妨げとなることがある。 「今週の土曜日、新作の映画見に行こうよ」  あー 今週末は こないだ買ってきたオーガニック生豆コーヒーを呑みながらJazzhopを流して、好きな本でも読んで自分の時間を楽しみたいんだけどな… 「このプロジェクト、君に任せるよ。今回も期待しているから」  やっと仕事がひと段落したんだけどな…ああホントは転職したいと思ってるのに。 人は、関係が深まる

「考え方」 が幸せを形づくる

人の幸せを決定付けているのはまさしく「考え方」だ。 考え方により、行動が生まれ、行動により現実世界が作られるからだ。 だから 今幸せなら、きっと10年後も幸せ 今不幸だと思うのなら、この先もずっと不幸だろう。 その差は、その人が持つ思考の回路にある。 僕が思うことは、不幸な人ほど「他の考え方」に触れていないということである あなたには、憧れている人がいるとする その人が何をやっている人かは置いておいて、 もしあなたが憧れる人の様になりたいのなら、その人の行動を

言葉は 「感情」 を強化する

どの様な ことばを使っているかが、その人を表す。 発せられる言葉は、その人の思考と内面を一身に代表して出てくる。 また、言葉とは  私たちを感情の世界に連れていくきっかけを与える。 広大に広がっているそれぞれの感情の世界をギュッと凝縮した表現の一つとして「言葉」は作られているから、言葉にはそれぞれ「力」がある。 表現とは、ソレきっかけに 感情の世界(精神)と論理の世界(現実)を行き来することが出来る素敵なものだと 私は信じている。 だから嬉しいことがあったら、言って

「行動力」 とかいう得体の知れない力はない

「行動力」と聞くと、 積極的に物事へ取り組み、多くのことを同時並行でこなす人のことをイメージするかもしれない。 こんなことを聞くことがある 行動だ! まずはやってみろ!! 心踊らない事に 自分を奮い立たせて動き出すことが「行動力」だというのなら それは大きな誤りであることを今回は 話す。 行動力とは、僕らが想像するよりも あまりに自然と発揮されるものなのだ。 「いやぁ私 行動力ないからなあ」 先に言っておくが、あなたにも行動力がある。 人は心からワクワクするも

自分らしくないことをやめた先には

自分らしく生きる は何より大切だというけど、 自分らしさってよく分からない。 答えはいつも自分の中にあるものだけど、自分で見つけるのは難しいものだ。 あなたが「やらなくちゃいけない」と思ってしまう事は やめてみよう。 そしたら 居心地のいいところに行けるかもしれない 人は 大人になるにつれ、多くの価値観に縛られ荷物を持たされる。 その荷物を一回 背中から下ろしてみると良いんだね。 そしたら 楽になるのを体験するはず。 フォーカスできる世界も変わってくる。 そし

自分の表現を見つけた人は幸いである

人生とは、自分らしさを見つけることだ。 人は最も自分らしくいられる場所や友人を求めるものだし 自分らしくいられる時が最も心地よいことを知っている。 あなたは、人生をかけて 自分だけの表現を見つけなければならない。 それは、あなたが好きなこと をあなたが得意なやり方 でやるということだ。 多くの天才は、自分の好きなことを得意なやり方で表現する方法を見つけられた人たちだ。 誰もレオナルド・ダヴィンチにはなれない。 しかし、誰も君にはなれない。 あなたが知りたいと思う

人が異性を好きになる理由

人間はもともと、男性と女性、二人で初めて「人間」として存在する。 男性だけでは、不完全であり 女性だけでも、不完全な状態にある。 お互いが半分こ  のような状態のイメージ。 そこで、人はより完全な存在になろうとするために 自分を補うために 対象を求める。 世界はそうして出来ている。 人間だけではない 動物も植物も、分子も 全ての存在にはそれぞれ対となる存在があって お互いが一つになろうとすれば、新たなもの(子ども・エネルギー・力)が生まれる。 人が異性を求

一つで完結できる表現はない

表現とは、心が捉えたものを外界に出すことをいうが、 心や精神で認識する無形な世界を ただの一つの表現で全て表す事はできない。 もし、言葉で説明しようとするものなら 膨大な量となってしまうだろう。 それほど、心や精神は抽象的で一瞬で全体的な世界を捉えることが出来る(直感という)。 しかし、表現という論理的な行為は その全てを捉える事はできない。 論理という事は、具体的でありピンポイントということでもあるからだ。 それ故に、心が捉えた全体的で抽象的な対象を私たちが表現