見出し画像

環境が変わると見えてくるもの

こんにちは。
ジョインズハウスの安田です。

今日は、民生委員(協力員)委嘱の交付と研修がありました。
(今回私は担当地区の民生委員が定員であるため、
補充されるまで協力員として活動)

まさか私が民生委員を希望するなど、
ついこの間まで考えてもいなかったこと。

焦しバターのリッチ食パンを作ることなど、
店舗を開けていた時は思いつきもしなかった。

でも、今新たにしていることは、突飛なことでもなんでもなくて、
実は本当はそうしたかったことなのかもしれない、と思う。

民生委員といえば、2,3年シングルで子供と3人で暮らしていた時のこと。
小学校の給食費が申請しておけば後で返却されるという制度があり、
利用していたある日、息子に「なんかそういうのやだな」と言われて、
そうか…。と私も思うところがあり、民生委員のおうちに辞退したいと伺ったことがあった。

そしたら。
その方から「あなたみたいな事を言ってくる人はなかなかいないのよ。」
そして「すぐにいいひとが見つかるわよ。」と励まされて帰ってきた。

そして間もなく。
そのとおりになり、手土産をもってお礼の挨拶をしに伺ったこと。
30年以上経っても忘れられない出来事。
あんな優しいおばちゃんになりたいな。と思ってた。
もう、名前も顔も忘れちゃったけれど。

焦しバターの…も伏線がある。
その昔、大昔。
静岡県の熱海全盛時に生まれてから小学校に上がるまでの出来事。
もう60年も前の事なのに、父と馴染みの喫茶店のカウンターに座り、
ママさんが、長い角食を厚く切り、直火で焼いてバターをたっぷり乗せた
トーストとドリップで入れた珈琲を食べたことが今も脳裏に焼き付いている。

今作っているのは、それだ。
そのままじゃないけど、本物のシンプルで美味しいもの。
作り方も食べるのも大好きすぎて、今日も作っては
商品化、発売に向け、試食してもらっている。

そうやって思えば、ここ数年、いやおうなしに環境を変わったことで、
本来のしたかったことが、意識にあがってきて
出来るようになっている。

毎日の土鍋でのご飯炊き。
毎週水曜日のプラ資源ごみ出し。
5個59円の食器洗いスポンジの活用…。
数え上げたらきりがない。

収入面だけ見れば、毎日製造している頃に比べ
格段の差はあるのは当たり前。
だけど、それ以上に時間がゆったりと流れ、
お金で解決しなくとも工夫次第に大体はなんとかなることが
思った以上に充実した日々となっているのは事実だ。

もちろん、それまでの働きにより夫婦で年金をいただける
環境もあるからだけれど、それも含めて「今あるもの」を享受することから
まずは始まるのかな、と思う。

焦しバターのリッチ食パン

絶対美味しいから。
待ってて💛











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?