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大人向けのStartup講座をオンラインで

StartupHubTokyoさん主催の4日連続Startup講座の講座設計・講師をしました。ゲスト講師のお二人と受講者皆さんとのやりとりが素晴らしかったので、講座の記録をメモ。

1週間のうち平日夜3日1時間と、土曜日2時間半の連続講座。
平日は100人を越す超満員(参加いただけなかった方申し訳ありません)、土曜日は全ての回に参加した人のみ参加権のある25名で画面共有いただきながらサイトを作るところまで。

■第1回 6月1日(月)19:00~20:20『マインドセット編』
起業アイデアはあるがどのように形にしていくか、どのようなものが価値となるのかを学びます。

私が大企業2社をやめて事業を立ち上げる時の「スモールスタート」で一番意識したことは、「誰かの課題解決をする」ということ。対価を継続的にいただく限り、「20代の女性ターゲット」というターゲット設定は、資本少なく空いている攻めるStartupでは立ち行かない、ということを思い知りました。
WALKMAN、BASE、GoProなどたった1人のためだけに立ち上げられたサービスをCASEとして紹介しながら、誰の何の課題を解決するのか、そしてプロトタイピングという考え方をお伝えしました。

■第2回 6月3日(水)19:00~20:20『顧客関係構築編』
市原 明日香氏 モデラート株式会社 代表(ソージュ運営)

日々取り組まれている顧客開発のための(本人曰く)泥臭い試行錯誤を本当に惜しみなく公開してくださいました。質問がチャットで鳴り止まず大反響。
お客さんの課題背景となっていることは何なのか?を紐解き、それに対して解決策を真摯に当てて商品を作っていく執着。これこそが顧客関係構築なのかもしれません。Blogもアパレル企業では見たことのない、顧客のシーンに合わせて”しみじみ”と寄り添って書いてあります。「まるでプロのスタイリストさんに相談しているような体験」が得られるようなBlog、自分の場合はそれが何なのか?考えるきっけかになりました。明日香さん、ゲスト講師引き受けてくださりありがとうございました!

■第3回 6月4日(木)19:00~20:20『発信・コンテンツ編』
⾃分の商品やサービスをターゲットに、どのようなコンテンツや文章で発信し伝えるべきかを学びます。
坂本 和加氏 合同会社コトリ社 代表(コピーライター)

いろんな企業活動がオンラインになっている中で、オンラインはまさに情報が溢れかえっています。事業者サイドとして情報が埋もれないために、どういう発信をして行ったら良いのだろう?と疑問になり、「からだにピース。カルピス」「行くぜ、東北」のコピーで知られている坂本 和加さんに第3回目をお願いしました。坂本さんがクライアントさんのコピーを引き受けるときは「何で何で何で、何でそうなっているんですか?」と激しくしつこくヒアリングするそうです。皆さんも「何でこの事業やりたいんだろう?」というのを毎日考えていらっしゃると思います。この問いを問い続けた際に、スローガンが降りて来るかもしれません。私も、Joinnyを立ち上げたとき、朝起きたら「Joinny元気かな?サーバ生きてる?」と乳飲み子を育てるかのごとくJoinnyのことばっかり考えてました(笑)
「食える大人を育てる」(花まる学習会)、「すべては猫様のために」(キャットログ)をCASEで紹介されていました。
着物で登場して場(?)を沸かせてくださった坂本さんさすがです。

■第4回 6月6日(土)13:00~15:40『実践編』
ペライチを使って、実際にサイトを立ち上げてみる

なんせ、4回も連続参加してくださる方ですからやる気があるし、事業アイデアもかなり考えられていて実現度が高い。私は学生-新入社員向けが講座対象になることが多いですが、経験豊富なキャリアから生まれた事業の持ち寄り。
ブレイクアウトルームで4チームに分けて進行しましたが、私のチームは、最年長の方は私の父くらいでしょうか。

その方は、防災グッツのリサイクル事業を立ち上げたいと(防災グッツのリサイクルのうち半分をしめるのはアルファー米出そう)いうプロジェクト。大きめサイズのレディススポーツウェアの開発から、現役介護士さんによる外国人介護士さん向けの日本語のレッスン、現役の医師の方によるヘルスケアまで!ご自身のキャリアを生かした事業アイデアでとてもFeasibilityが高かった!!本当に楽しかった!これに尽きます。ご参加いただいた方ありがとうございました。

StartupHubTokyoの高見さん、飯島さん、4日間、貼り付きで企画相談から主催まで、たいへんお世話になりました。

4回目出られなかった方、サイトローンチまでしたい方向けにフォローアップ講座!ストアカデビューしました!


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