青学の原監督が選手スカウトでタイムより大事にしている選手の素質とは?

ジャイアンツ&西武ファンの両親の元でうまれた割にメジャースポーツに疎すぎる私ですが、ただいまスポーツ界のコーチや育成方法について興味を持ち始めました。

興味を持った一番の理由は、スポーツは成果(結果)がわかりやすいことです。教育や舞台など正解も順位づけもない所にどっぷり身を置くと、対極の世界へ憧れを抱くのかもしれません。

スポーツの世界は、もちろん選手自身の能力ありきの世界ですが、それを支えるコーチや監督や、チームビルディングなどにもスポットが当たり、身近に感じたり、共通点を感じることがあります。

第1回目は、青学駅伝監督の原監督から。こちらの本を拝読しました。

この本の中で一番ユニークで面白いと思ったこと。それは原監督は、高校生の選手をスカウトするところからもちろんされているのですが、そのスカウトをするときに、フォームやタイムなどのプラクティカルなところだけではなく、「自分の言葉で喋れる選手かどうか」をとても大切にしているということです。

高校生を相手に仕事をしている身からすると、まだまだ思考もモヤモヤしているし、自分の言葉で喋れている高校生なんて2、3割くらいな印象。
(私たちの時代に比べると”言葉にする機会”は増えているからか、ちゃんと喋れる高校生は増えているように思う)

でも、「自分の言葉で喋れる」を原監督が何より大事にしているということは、タイムを伸ばすためには、「この自分の言葉で喋れるか」が高校生のうちに備わっていることが必須なんだということ。

つまり、素人印象で「(体で覚えるという印象の)ストイックな体育会系」という世界の中でも、一流の選手たち仲間やコーチや監督との間で「自分の言葉」を通じて「対話」していくことが、スポーツ選手として成長するために大事にされているということ。

という風に感じました。

逆に競技成績は残せなかったとしても、人として成長できればビジネスマンとして活躍することができます。

と、原監督は本の中で語っています。


オススメの監督・コーチがいたら是非教えてください!









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