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2019.11.25「第4回MVPコンテスト2019」レポートVol.4(集客の悩みが解消)

※「コロナ渦前」2019年11月に開催した一般社団法人日本キャッシュフローコーチ協会主催のイベントレポートです。ご理解の程、宜しくお願いいたします。

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9.集客の悩み 

2019年8月は、舞台づくりに並行して集客に向けたマーケティングチームの活動が加速していきます。

早めにコンテストにお申し込みいただいた方に向けた「早期特典」の設定と準備、会員が集まる強化研修会と地域勉強会での呼びかけが始まります。

どうしたら目標人数を達成することができるのだろうか?
どうしたら早めに申し込んでいただけるのだろうか?
どうしたら昨年を超える人数を集めることができるのだろうか?

これまで3回実施したMVPコンテストは、毎回参加者の数が増えており、右肩上がりのプレッシャーを感じるようになりました。

この頃、ある疑問が浮かびます。
それは、参加者は何を楽しみに後楽園ホールへ足を運んでいただいているのかわからないことでした。

CFコーチになってすぐに実行委員になり「運営側」として関わってきたため、参加者=観客側の気持ちに立てているのだろうか?実行委員長としてこのままではマズイのではないかと漠然とした不安を感じるようになりました。

交流のあるCFコーチの方にヒアリングしたところ、毎回素晴らしいプレゼンが聞けてとてもタメになります!どんどんレベルが上がっていますね!今年も参加します!とおっしゃってくださっている方もいらっしゃる反面、

・和仁先生とあいさつができずに帰ったのが残念だった
・延長戦(懇親会)で1人だったらどうしようと不安になる
・もっと会員さんたちと交流して仲間を増やしたい 
といった声が聞かれ、改善するための対策をとることにしました。

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10.大学生の提案に衝撃をうける

ちょうどこの頃、日本大学藝術学部篠原先生の夏期講座にお招きいただき、
大学生の前でMVPコンテストの話をする機会がありました。

学生は、企業や団体から提示されたリアルな課題を知り、考え、仮説を立て、課題解決となる具体的な方法についてプレゼンテーションを行う内容でした。

学生たちが得意とする「言葉と表現のチカラ」で何かできないか?

CFコーチやMVPコンテストのことを全く知らない学生たちと一緒に俯瞰してみたい、そこから何か新しいアイディアが生まれるのではないかと考え
マーケティングチームリーダーの熊澤さん、近藤さんと日大藝術学部を訪問しました。

約20名の大学生の前でMVPコンテスト概要と集客の課題について
プレゼンさせていただきました。

質疑応答では、たくさんのご質問をいただくことができ、大学生のみなさんの熱意に感動しました。

3日後、学生が考えてくださった課題解決のプレゼンをお聞きするために再度訪問。すると、学生から想像していなかった提案に衝撃を受けました。

・MVPコンテストという舞台が最高のジャンプ台だからこそ、自分にまだ自信が持てておらず「キラキラした同窓会」に出席することに気がひける人もいるのではないか?
・例年、直前の申し込みが多いのは「知り合いがいなかったらどうしよう」という不安があるからではないか?
・東京から離れている場所に住んでいる場合、旅費など金銭面の負担も大きいので参加が少ないのではないか?

これらの心理的ハードルを下げる工夫が必要ではないか?といった提案でした。

おっしゃる通りでした。

大学生と一緒に考える時間をいただいたことで、MVPコンテストに参加する意味は何かについて考え直すきっかけとなり、集客を焦るがあまり、想像力が足りていないことに気づかされました。

課題と真剣に向き合い、自分事のように捉え物怖じせず感じたことを正直に伝えてくださった日大藝術学部の学生のみなさんと篠原先生に改めて感謝を申し上げます。

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11.熱海合宿と新たな取り組み

9月に入り、いよいよ11月本番まで2か月半。
ここから一気にギアが入りスピードが加速していきます。
そのキックオフとなるミーティングが、毎年恒例の1泊2日熱海合宿です。

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和仁先生と実行委員と登壇者全員が熱海に集まり、毎月のZoomミーティングでは決めきれなかった議題を取り上げ、一気に整えていきます。

1日目の全体ミーティングでは
「CFコーチがMVPコンテストに参加する動機」について
ブレインストーミングしながら言語化をしました。

さらに、学生が提案してくれた課題についても全体ミーティングの議題として取り上げ今年新たに7つの取り組みが決まりました。

1.MVPコンテスト終了後に行われる延長戦において和仁先生が参加者全員と交流する機会を設ける
2.延長戦会場にテーブルを設置、10名前後のグループを作る
3.新しい延長戦方式に合わせた新たな運営方法を取り入れる
4.養成塾時代の同期と再会できる工夫をする
5.「ひとりぼっち」を作らない仕組みづくり
6.クライアントやスタッフ、家族と一緒に参加いただくことでCFコーチについて理解してもらえることを伝える
7.SNSは見ないCFコーチのためにお手紙を送る


実行委員が新たな運営方法について議論している間、旅館の別室では、登壇者によるプロモーション動画の撮影が行われました。

※こちらのプロモーション動画は、第4回MVPコンテスト2019の募集ページ内「登壇者6人はこのメンバー!」よりご覧いただくことができます。

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1日目の夜、温泉に入り夕食をとった後もミーティングは続きます。
夜の分科会では、全体ミーティングで決定した内容に合わせて各チームに分かれ、チームリーダーを中心に細かな内容を決めていきます。

イベント統括チームは、当日の受付・導線・誘導方法・ケータリングなど全体の動きや流れについてホワイドボードを使いながら確認しています。

毎年、短時間分刻みで受付や搬入業者へ指示、運営を行っているところに、今年は延長戦での新たな取り組みが追加され大変なことに(;^_^A

どうすれば限られた時間内でケガやトラブルなくスムーズな運営ができるのか?意見を出し合っています。

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お隣りのテーブルでは、舞台演出・総合監督の吉田拳さんが、登壇者へ当日の入場方法や演出についてレクチャーを行い、登壇者と当日の舞台について
シミュレーションを行いました。

登壇者は、自分がリングに入場する時に、セコンドは必要か?どの曲で入場するか?どんな演出をしてほしいか要望を出します。

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12.MVPコンテストのお誘い~CFコーチへお手紙大作戦~

マーケティングチームは、リーダーの熊澤さんと小池さんを中心に、和仁先生のメッセージを添えたお手紙をCFコーチへ送ることにしました。
名付けて「お手紙大作戦」です。

普段、CFコーチ協会では協会専用のFBグループとメーリングリストで情報発信が行われています。しかし、CFコーチも470名を超え、FBグループの情報を見逃した、気づかない方が増えるようになりました。

そこで、「第4回MVPコンテストのお誘い」というメッセージ書面にMVPコンテスト2019のパンフレットを添えてCFコーチへ郵送することにしました。

Vol.5へつづく...

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