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Scotchウイスキー

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#Springbank

Springbank 2000 Classic Whisky & Lifestyle (ABV 47.1%)

Springbank 2000 Classic Whisky & Lifestyle (ABV 47.1%)

マレーシアの酒屋で貰ったサンプル。
2000年蒸留/2015年ボトリングのスプリングバンク15年ラムカスク熟成。

香りは土系のピート(キルホーマンより軽め)と優しい潮っ気、レモンと生姜で柑橘とスパイスが効いていますが、表面を甘めの白ワインの様な甘い香りと酸味が覆っているような感じ。
現行のスプリングバンクより潮っ気が鼻にツンとこない柔らかさを持っているので、あぁこれがモルトの香水と呼ばれる所以な

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Springbank 12年 Cask Strength Batch22 (ABV 55.4%)

Springbank 12年 Cask Strength Batch22 (ABV 55.4%)

世界中の多くのファンを魅了する12年カスクストレングス。
マレーシアの行きつけの酒屋で倉庫品一斉セールの初日を見に行って、Springbank15年とbundle販売されていたので購入しました。
Carn MorのBowmore23年1996を購入して飲みたかったですが店員にそもそも価格が高いのでBowmoreが一番好きじゃないとちょっとオススメ出来ないと促され、言われてみればそうだなと我に返って

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Springbank 18年 (ABV 46%)

Springbank 18年 (ABV 46%)

背景
マレーシアのbangsarでOctomore12.3が見つからずスピリッツショップをブログを頼りに徘徊していたところこの店舗は来月入荷予定とのことで一安心。
今回の12.3 islay barleyはソレラのPX5年熟成が25%占めているので絶対に飲みたいという強い思いを持っています。
で、店内を見渡すと強者揃いで驚く。

本題
店員と雑談しているとspringbank local barl

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Springbank 15年 (ABV 46%)

Springbank 15年 (ABV 46%)

続「モルトの香水」
アロマはシェリーというか酸味のフルーツ、springbank10年に比べると潮っ気は酸味で隠れがちですがちゃんとある。
ピートは弱め。
フレーバーはspringbank10年に比べると最初のクリーミーさはよりマイルド。
潮っ気が強くスパイスが良い感じに主張し続ける。
ピートもspringbank10年に比べると弱め。
代わりにオイリーさと甘さと酸味のあるフルーティな味わいが強め

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Springbank 10年 (ABV 46%)

Springbank 10年 (ABV 46%)

「モルトの香水」
アロマは潮っ気とピートとフレッシュな柑橘がメイン。キャラメルも僅かに存在する。
ピートのレベルは違いますがピートと柑橘の組合せがArdbeg tenの系統。
異なるのは潮っ気。私はTaliskerが好きなのでこの構成は非常に好きです。
フレーバーは最初にクリーミーで心地良い潮っ気とピート。そのままブラックペッパー寄りのスパイスが現れ、フィニッシュにかけてオイリーさとバニラを伴いな

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Springbank 12年 Cask Strength Batch15 (ABV 56.5%)

Springbank 12年 Cask Strength Batch15 (ABV 56.5%)

「モルトの香水」
キャンベルタウンのスプリングバンク蒸留所。
2017年はシェリー70%、ex-バーボン30%構成。
アロマはフルーティでブラックベリー、リンゴ系の酸味と若干のサルファリー、奥に有塩寄りのバター。
kavalan solist oloroso sherryのトロピカルを少し抜いて潮っ気を出した感じ。
フレーバーは最初に強めの潮っ気、とにかく潮っ気。
正にスプリングバンク。
ほぼ同時

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