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2022年リポビタントーナメント決勝戦   大塚オールスターズvs上一色中学校

2022年6月5日に行われた試合です。

【スターティングメンバー】 先攻:大塚オールスターズ(文京区)      
後攻:上一色中(中体連江戸川区)
1番ショート   畠山   1番センター   吉田
2番セカンド   喜多村  2番ショート   酒井
3番センター   加藤   3番サード    山本
4番ライト    川島   4番ファースト  イクバル
5番キャッチャー 瀬下   5番ライト    一村
6番ファースト  森田   6番レフト    越野
7番レフト    三好   7番セカンド   中野
8番サード    佐藤   8番キャッチャー 林
9番ピッチャー  遠藤   9番ピッチャー  舟木

大塚     0000000 TB2000  
上一色    0000000 TB2001×

【ハイライト】  
 大塚オールスターズは1回表に死球とパスボールで2アウト3塁のチャンスを作るも無得点。その後、5回までノーヒット。
 一方、上一色も2回裏にヒットとワイルドピッチで2アウト2塁は作ったものの無得点。6回まで3塁すら踏めず。  
 6回表に大塚オールスターズは2アウトから1番の畠山がこの試合初ヒットとなるヒットを打つものの、チャンスは広がらず無得点。上一色は7回裏に2アウト3塁でサヨナラのチャンスを作るも、大塚のセンター加藤がスーパーファインプレーでライナーをつかみ、延長戦へ。  
 8回からの延長戦は0アウト1・2塁から始まるタイブレーク。8回表、大塚の先頭7番三好のバントを上一色のピッチャーが捕球エラー。 0アウト満塁となる。次の8番は6回から代打で出場していた平岡。その平岡がセカンドの横を通り、右中間真っ二つの強烈なゴロを打つ。3塁ランナー、2塁ランナーがホームイン。しかし、深めの中継のセカンドが受け取った時に3塁ランナーコーチャーが1塁ランナーまで回し、3人目はタッチアウト。さらに、それをみて3塁へ向かったバッターランナーまでもタッチアウト。2アウトランナー無しになってしまった。この場面は0アウトだったことから、無理せずに止めていれば、0アウト2・3塁で9・1・2と打順が上がっていくとこだっただけに、熱くなって回してしまうのも分かるが、止めておくべきだったと思うプレーだった。高いレベルほど、ランナーコーチャーの力も大事になると改めて分かる瞬間であった。逆に言えば、上一色の連携プレーも見事であった。
 長打を浴びながらも、2点で抑えた上一色の8回裏の攻撃は、先頭がショートへのインフィールドフライで1アウト1・2塁。そこで迎えた8番の林がセンタオーバーのライナーを打ち、2塁ランナーが生還。なおも1アウト1・3塁。続く9番の代打今岡がレフトへの犠牲フライで3塁ランナーが還り2vs2の振り出し。
 10回に大塚オールスターズは相手のバッテリーエラーで1アウト2・3塁を作るも、スクイズのサインミスで得点ならず。9〜11回は両者ともに無得点で進んでいった。
 そして12回裏。上一色の先頭2番酒井は送りバント。ピッチャー前に転がったゴロは3塁へ投げていればアウトタイミングだったが、ピッチャーは周りの声を聞けずに1塁へ投げてしまった。1アウト2・3塁。次の3番山本はピッチャーゴロで、ホームタッチアウト。2アウト1・3塁となる。なんとか抑えられるかな?と思った次の9回から入っていた4番佐藤がレフトで強いライナー。レフトが惜しくも捕れず、ゲームセット。
 「中学生の試合でこんな試合見たことない!」というくらい白熱した決勝にふさわしい試合でした。動画も途中までですがYouTubeにアップしていますので、よかったら見てみてください。↓

https://youtu.be/3Ekn2tvvhV0

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