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【学級通信】(高校3年:第127号)進路が早めに決まったアナタへ

2019-10-07

10月にもなると、進路が決まってくる人がいます。どのクラスでもポツポツと結果が出始めています。今回の学級通信は、「進路の決まったアナタへ」という内容です。進路の決まっている人、これから決まりそうな人、「卒業までの6ヶ月間、何をするのか?」を真剣に考えて欲しいと思います。

私は口うるさいタイプなので、

「勉強している人の邪魔をするな」

「一般試験組の足を引っ張るな」

「関係ないなら早く帰れ」

とか常に言っています。しかし、今回はそういう話ではありません。もちろん、勉強している人の邪魔はしてはいけませんし、足を引っ張ってもいけませんし、関係ないんだからさっさと帰った方が良いとは思っていますが、私が最も強く言いたいのは、チャンスを逃すなということです。

卒業式までの半年は、神様が与えてくれたプレゼントです。

運良く他の人より進路が早く決まったことで手にした時間です。一秒たりとも無駄にしない方が良いです。

大学生でもない

社会人でもない

専門学生でもない

フリーターでもない…

そんな瞬間、人生でなかなかありません。今までの人生で、半年をフリーに過ごせる時間ってありましたか?皆さんの何倍か生きている先輩として言っておきます、もうそんな時間二度と来ないですよ。

衣食住、お金や先のことを気にせず過ごせる半年…最高ですよね。小学校低学年の頃は、毎日そんな感じだったと思いますが、その頃と違うのは、知識があるということと、行動範囲が広がっているということです。つまり、皆さんは大人なのです。大人が半年もらったら、何だってできます。

何だってできる期間に何をするのか?これはとても大きな問題です。

「それ、大学生になってからできるよ」

ってことに走ったら意味がありません。友達とダラダラするとか、ゲームしまくるとか、遊び倒すとか、くだらない動画をUPするとか…神様からもらったプレゼントをゴミ箱に捨てるようなものです。

私なら…ってことを書きます

0.節度持って生きる

フリーなときにだらしなくなるのは、品格のない証拠です。ルールが無くても、自由の中でも、制限が無くても、節度を保てる…それが品格のある人間です。基本を崩さないようにしましょう。人に迷惑をかけるのは最低です。

1.全力で授業受ける

人生最後の高校での授業です。どの授業も寝ることなく、遊ぶことなく、最初から最後まで全力で取り組んだ方が良いです。新しい発見もあります。

2.本を読む

フリーな半年に1冊も本を読まなかったら終わりです。自分の進路に関係する書籍を含め、関係ないものも含め、20冊以上は読みましょう。

3.英語の勉強する

絶対必要です。やらない手はありません。英検やTOEICに挑戦するのも良いでしょう。

4.一人で旅行する

土日や三連休、冬休み、春休みは旅行に行った方が良いです。一人で。誰かと一緒に行くのはこの時期にする必要がないので意味ないです。一人で出かけることに価値があります。

5.ボランティアする

強制でやらされた一年生の夏とは違います。やってみようと思えるものを探してみれば、きっと何か見つかります。そして、ボランティアの経験は、今後の人生に大きな影響を与えます。

6.留学する

冬休み、春休みに短期留学(海外旅行でも)をするのもありです。お金はかかりますが、価値ある経験になるはずです。

最後に…

あまり書きたく無いんですが、働くという選択もあります。もし、バイトをする場合は、必ず届け出をしてください。ちなみに目的のないバイトほど無駄な時間はありません。進路決まって、バイトに明け暮れて、落ちぶれていく子を何人も見てきました。お気を付けください。

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