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劇団民藝「泰山木の木の下で」

一番最近の例会は「劇団民藝」さんの泰山木の木の下で でした。
あらすじはこんな感じ

小さな汽船が行き来する瀬戸内海の小さな島。白い大きな花をつける泰山木。その木の下で質素に暮らすハナ婆さんは、貧しいながらも9人の子どもを産み、戦争中に優良多子家庭として表彰されました。しかし3人の子は戦死、のこる6人の子までも、広島の原爆で亡くしていました。思えば、殺されるために産んだようなものだ――。悲しい体験をもつハナは戦後、人助けのつもりで、頼まれると密かに子どもをおろしてやっていたのです。
 早春のある日、ひとりの男が泰山木のその家を訪れます。堕胎の罪でハナ婆さんを逮捕しにやって来た木下刑事です。御幸署へ連行する船中でハナ婆さんの話を聞く木下刑事も、また誰にも言えない苦悩を抱えていたのでした……。

劇団HPより

個人的には一度は拝見したいと思っていたタイトルだけ知っていた作品。
この作品と前々回かな?拝見した 五十四の瞳が今年の例会作品にあったことが、鑑賞会加入の理由の一つにはなりました。

お話的には激重で、しんどい作品ではあるのですが 日本の近代史として また平和な世の中を続かせるためにも、こういった作品を定期的に上演する意義はあると思います。

日色ともゑさんの可愛らしさが 激重な作品を和らげる緩衝材ともなっていました。

日色さんの台詞の多さに圧倒されつつ。。。。帰り道でしたことは日色さんの御年を調べること・・。

あのお年であのセリフ量。。。。凄まじいです。

観られてよかった。。。としみじみ思った作品でした。



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