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自己紹介①

ジョンさんの歩きながら始まること。

春が来て、新たな気持ち、始まりの感覚。桜の花を見ながら深呼吸する。“ジョンさんのこと”について、新たな始まりの気持ちの中で書こうと思う。
私は、看護師として20年以上臨床現場で働いている。
看護師になった理由は、母が看護師だったから自然に・・・というのが一番しっくりくる。しかし、その『自然』の中には、母が仕事のことを、ただただ楽しそうに話していたことが大きく影響している。
そして、姉も同じ道を目指し、シスコンだった私は当然のように看護師を目指すことになった。
いざ、仕事をしてみると、こんなに大変な仕事だったなんて・・・と驚いたことを思い出す。母はどんな気持ちで、私たちに“楽しい仕事の話”をしていたのかと考える。
仕事で悩んだ時、母に相談する事が多かった。母は、否定も肯定もせず、ただただ聴いてくれた。私が諦めそうになる時だけ、何らかの“ことば”をかけてくる。今でも、母は一番尊敬できる看護師の一人だ。
仕事をしていると、悩む事がたくさんあった。当初は、自分の知識・技術不足に悩み、様々な職場でスキルアップさせてもらった。
その中で、自分自身の人間力みたいな所にフォーカスするようになったのは、働き出して10年目くらいの頃だった。『自分自身がケアをするということ』がどういうことか、考えていたように思う。
そんな時に、大学に編入し様々な学びを得た。仕事をしながら学ぶ自分なりの方法や、楽しさを実感したことも、学びの一つになった。
その後は、コミュニケーションを学べるセミナーに参加したり、大学の研究所で自分自身を内観する深い学びや、“自分自身を素材としてケアをする”という事がどういう事なのか、ということも学んだ。
そして昨年、現任者講習を経て心理の勉強を深め、新たに国家資格を取得した。
学ぶことが楽しい、自分が好きな分野が明確になった、そんな感覚を得ながらの日々だった。
こうして学び続ける事ができたのは、そんな感覚を得た事と、やはりその先にケアを必要としている人の存在がはっきりとあったからだと思う。しんどさや辛さを抱える人の姿が、私の目の前にはっきりと見えていた。
このような流れの中で、働きながら様々な学びを続けてきた。
自己紹介②へ続く・・・・・

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