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統計検定 専門統計調査士に合格した話

※この記事は約1500文字です。約3分で読めます。

結論としては、凡そ40時間程度の勉強時間で以下の通り68点(ギリギリ!)で合格しました。

私のスペックは、以下の通りです。
・非エンジニア
・情報セキュリティマネジメント試験 合格
・Certified ScrumMaster
・Certified Scrum Product Owner
・AWS Certified Solutions Architect – Associate 合格
・JDLA Deep Learning for GENERAL 合格
・ITIL ファンデーション試験 合格
・2級ファイナンシャル・プランニング技能士試験 合格

受験までの体験談を纏めておりますので、これから受験を考えている方はご参考になれば幸いです。


1.勉強に至る経緯

前回記事の続きとして、上位資格として受験しました。
勉強期間としては、連続して勉強を実施はしておらず、1ヶ月は別の勉強をし、本格的にはGW前後から開始しました。
ただ、統計検定2級を受けるか否かを悩んでいた & 元々理学系出身でもある事もあり、ベースの知識はある状態です。

2.全体像を掴む

専門統計調査士とは、統計検定2級レベルの理解(各種確率分布、検定、推定など)は勿論の事、統計調査の実施におけるの基礎的な理解も求められる資格となっています。一般的な統計の知識(統計検定2級レベル)だけでは合格が難しく、以下をベースに勉強をする事が必要です。

公式テキストは本書のみです。
巻末にはCBT模擬問題・解答も掲載されているのがありがたいです(公式過去問は3年分の為)。本書の概要をまずは理解し、途中のチェック問題及び巻末のCBT模擬問題は見た瞬間即答出来る様にしておけば、合格に近づきます。

また、統計検定2級レベルの理解が怪しい、公式テキストの統計に関する部分が簡素過ぎて分からない場合、以下も参考にすると良いと思います。

3.試験対策

公式テキストのみですと演習が足りないので、以下を合わせて学習します。

3年間分ではありますが、一通り勉強しておけば凡そ試験には対応出来ると思います。当日も近い問題が複数出題されました。残りは理解力勝負になるので、同じ問題が出たら即答出来る様にしておくと良さそうです。

4.受験

受験はCBTとなり、株式会社オデッセイ コミュニケーションズのWebサイトにて希望する地域の試験会場の日程を確認できます。
所謂パソコン教室やMOS受験をしている様な場所での受講になります。
凡そ2Wk前くらいに締め切られるので、早めの予約が必要です。

当日は他のCBTとあまり変わりはありません。電卓(√計算が出来る事は必須)のみ忘れない様にしましょう。時間は余裕があるはずなので、焦らずじっくりと解きましょう。

5.結果

冒頭書いた通り、凡そ40時間程度の勉強時間で合格しました。
想定よりも単純な計算により解ける問題が少なく(選択肢毎に計算が必要で時間がかかる)、初見の問題も多く結構焦りました。。ただ、明らかにおかしい問題や、途中まで計算すれば回答候補から外せるものも多く、最後まで粘ることが大事だと思います。

受験が終了するとすぐに結果が出ます。また合格するとデジタルバッチと証明書が貰える様ですが、合格をした翌月の第3週?に発行される様です。
そこまでメジャーな試験ではない&書籍が少ないので勉強しづらいのですが、上記の通り取り組めば合格できるのではないかなと思います。

皆様も興味があれば、その時が勉強するタイミングだと思いますので、是非受験してみては如何でしょうか。

ここまで読んで頂き、有難う御座いました!

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