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ロードバイク初心者がブルベ200kmを完走するためにした練習やら準備などまとめてみた

昨年の11月にロードバイクを購入し、その4ヶ月後にブルベ200kmを初心者ながら完走することができました。自分自身走る前にいろんな人の動画やブログを見て参考にしていたので、noteにてまとめられたらと思います。

これまでの運動歴

中学時代はバスケ部、高校・大学は陸上競技部で長距離をやっていました。フルマラソンはサブスリー(2時間57分)で走れていましたが、部活でやってる人としては遅い部類です。
社会人ではほぼ運動をせず、夏以外の季節にたまにランニングをする程度。夏はとにかく苦手なのでほぼ運動をしていませんでした。家の中で運動できるようにエアロバイクを導入しています。

練習

ロードバイクを買って、ブルベ本番までの実走とエアロバイクでの練習は以下になります。

※実車はフラットペダル
11月27日:80分/22.4km/230m(ロードバイク)
12月2日:30分(エアロバイク)
12月5日:135分/43.85km/56km(ロードバイク)
12月12日:85分/27.38km /146m(ロードバイク)
12月17日:90分/21km(ロードバイク)
12月12日:227分/72.51km /337m(ロードバイク)
12月28日:140分/42.8km /235m(ロードバイク)
1月1日:144分/50.79km /246m(ロードバイク)
1月2日:21分/5.01km /57m(ロードバイク)
1月5日:インターバル4分x3,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
1月8日:21分/5.44km /36m(ロードバイク)

※これ以降実車はビンディングペダル
1月9日:161分/49.35km /251m(ロードバイク)
1月12日:インターバル4分x3,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
1月13日:インターバル40秒x2,間20秒ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
1月15日:5分(エアロバイク)
1月16日:138分/50.3km/138分(ロードバイク)
1月17日:5分(エアロバイク)
1月19日:インターバル4分x3,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
1月22日:74分/22.07km/195m(ロードバイク)
1月23日:64分/22.03km/234m(ロードバイク)
1月26日:インターバル4分x4,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
1月29日:300分/102.48km/518m(ロードバイク)
2月2日:35分(エアロバイク)
2月5日:71分/22.04km/237m(ロードバイク)
2月6日:64分/17.93km/196m(ロードバイク)
2月9日:インターバル2分x5,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
2月11日:25分/5.95km/30m(ロードバイク)
2月12日:196分/64.18km/439m(ロードバイク)
2月17日:インターバル4分x4,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
2月19日:インターバル4分x5,間2min.ゆっくり漕ぐ(エアロバイク)
2月20日:35分(エアロバイク)
2月27日:121分/33.11km/449m(ロードバイク)

100km以上の走行は1度のみ、坂に備えて獲得標高50mくらいの丘をループできるコースを何度も走りました。

整備能力

一通りパンク修理グッズを装備しておりましたが(タイヤはなかった)、幸運にも今までパンクすることなく実際にやったことはありませんでした。youtubeなどを見て勉強はしていましたが、いざパンクしたときにできたかと言われたかなり怪しい整備能力。どこかで一度練習して臨むべきですね。。

また修理だけではなく、輪行袋に自転車を収納して移動するスキルもなかったので、完走がmustな状況だったのもリスキーでした。

当日の服装&装備

ロードバイク関係の商品はほとんど専門店であるワイズロードで購入。商品数が豊富なこと、家からお店が近いことから選びました。

車体
TREKのÉmonda ALR 4
20万円ちょっとするアルミロードバイク。最初の一台として程よい。

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装備
サイクルコンピューター:GARMIN ( ガーミン ) EDGE530 セット
コースを把握するためにも、坂道がどのくらい続くか知るためにも、ペースを守るためにもサイクルコンピューターはあると便利。関連のパーツが多いGARMINのミドルクラスの商品を購入。

ライト:CAT EYE LEDヘッドライト VOLT400XCライトキット VOLT200/RAPID MINI
ライトは前に2つ、後ろに1つ装備。季節やペースによっては点灯する時間が長くなるので、予備のライトを用意しておくのがおすすめです。

ボトル:CAMELBAK PODIUM CHILL V5 620ml
50km毎にコンビニに寄れること、そこまで暑い日ではないのでボトルは1本で十分でした。

食事:soyjoy
コンビニに寄れるので家からはsoyjoyだけ携帯し、ゼリー系飲料やパンなどをコンビニで補給していました。よっぽどタイムを追い求めない限りコンビニでゆっくり補給するのでOKです。

サドルバッグ:その他にはチューブ、携帯空気入れ、ペグ、鍵を準備していました。今思うとタイヤが裂傷してしまった時のために、スペアタイヤも携帯するべきでした。
リタイアする気はなかったので輪行袋は用意していませんでしたが、心配なら用意した方がいいのは間違いない。

服装(当日の気温は最低気温7℃、最高気温14℃くらい)
インナー:モンベルのジオライン M.W. サイクルアンダーシャツ
登山系の商品が有名なモンベルだけど、自転車用品も売っている。朝夜の寒さを見越して冬用のインナーを着用。

ジャージ:Le coq sportifのENDURO MONDRIAN
10℃〜15℃帯のジャージを選択。ポケットが5つ付いているのが、何かと荷物が増えるブルベにおいて大活躍。

ウインドブレーカー:CRAFTのESSENCE LIGHT WIND JACKET
かなり薄手のウインドブレーカー。ウェア内に付いている収納スポットにコンパクトにまとめることができ、ジャージのポケットに入れることができます。

ビブ:PEARL IZUMIのウインドブレークライトビブタイツ
薄手の防風素材「ウィンドブレークR ライト」を前面に使用した気温10℃対応のビブタイツ。初めてのビブタイツとして無難な選択。

サングラス:OAKLEYのランニング用サングラス(レンズはクリアグラス)
トンネル区間が多いので、太陽光の影響は無視し、目に飛んでくる物を防ぐ目的でクリアグラスのサングラスを着用。

走ったコース、タイム、所感

コース
走ったのはAJ神奈川が主催している逗子を出発し、富戸で折り返すパーマネント200km逗子。キツイのはキツイが、標高差は200mもなく恐らく200kmのブルベの中で一番優しいコースの1つかもしれません。

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タイム
だいたい12時間30分でゴール。友人と二人で行ったので、お互いのトイレタイムや食事時間などにより待たされた時間が発生しました。だいぶ前半で余裕ができたので、完走に関してはほぼほぼ心配なかったです。
最初の50kmで時速25km以上をキープすると貯金が1時間くらいでき、丘と丘の間の平地も時速20km以上をキープできたら最後の50kmへばっても大丈夫。自分は最後の30kmとかは時速15kmくらいしか出せませんでした。

所感
朝から晩まで走るのが初めてでしたが、それだけ長いとちょうどいい服装でいられるのは難しいと感じました。荷物をなるべく増やさない選択をすると朝と晩は寒くなるけれど動けば暖かくなるのである程度なら我慢できます。
体力的に一番ダメージを与えるのは坂なのですが、トンネルが絡むとGPSがバグり実態よりもキツく表示されるので惑わされないように冷静に対応することが求められます。家の近くに獲得標高100mとれる道がない人は、初めての長い登りに苦しめられるので事前に短めの丘でもいいので複数回走って慣れておくといいです。
食事は50km毎にちょっとずつ止まって取りましたが、150kmくらい走ったあとは胃が少し疲れている感じがしたので体調を整えて臨むべし。お腹が空きすぎて180km地点あたりでも肉まんとキットカットをコンビニ前で食らいました。

少しでもこの記事が初めてブルベを走る人の役に立ちますように。

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