ドイツ留学第4週

もう1ヶ月も経ったなんて信じられない。
今週は割と実験がせかせかしていたけど、素敵な出会いがまたあって、実り多き週でした。
研究所全体のセミナーに普段はあまり行かないんやけど発表者が名前的に日本人で、これはもしかしたら話ができるかもしれないと思って参加したら、まさかのわたしとおなじトビタテで一度修士の時に半年ヨーロッパで研究していた博士学生でした。発表後に改めて話に行って、1時間くらい話した。ここにいればいるほど、ここで、少なくともドイツで、博士課程をしたくなるという話をしたら、私も同じだったと言ってくれて、意気投合。来週末日本人研究者で集まる会があるからぜひってことで、お誘いまでしてもらった。こういうとき、直感に従って自らコネクション作りに行って失敗したことない気がする。
あと、今週はゴールデンウィークがあるんだよねって話をラボの人にしたら、ゆーみも休んで家族とか友達とかと電話しなよ!って言われたので甘えて午後休もらったりした。ホワイトすぎて頭がついていかなかった。笑
土曜日にはスペイン人のルームメイトが大量のメキシコ料理を作ってくれて、お腹いっぱい食べさせてもらったりした。新しく、このルームメイトやスペイン人友達と会ったんやけど、5歳くらいの時にスペインに養子に入った元はブルガリア人なんだよね、ってサラッと言ってて、これもまた日本では起こらない風景だなぁと思った。アメリカに行った時も、誕生日がわからないから養子に迎えられた日を祝う中国系アメリカ人の友達がいたりしたけど、国を超えた養子って日本で聞いたことないしそもそもできるのかな?って疑問が生まれた。親が離婚してることとか、養子だとか、こっちでは結構あってすぐにオープンに話す人が多いイメージ。私も日本人の中ではだいぶオープンに機能不全だった家族のことを話してて(というか、話して発散しないとやってらんなかった)それについて家庭の問題とか知りたくないし関係ないしなんであんなに話すんだろうとかって陰口言われてたこともあるから、なんかこっちの方が私には合うなぁと思う。どんな家庭で育ったかは、確実にその人のアイデンティティの一部だとおもうし、これから先会話をする相手であれば余計に家族のことは知っておいた方がいいこともあると思うのよね。
こっちにきて、日本で過ごしていた時の違和感が色々解明されつつあるなぁと思う。2週間遅れでこの日記書いてるのでその他の違和感についてはまた次週分のノートに書こうかな。


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