キルダーネット・ハーフ・セット、フィガー#3の魅力

いよいよ！

今週末は！！

FisdaN ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

と、ゆーわけで。
FisdaN のセトリを眺めていると見慣れないセットがありますね。

"Kildownet Half Set"

「キルダーネット・ハーフ・セット」と読みます。ハーフセット？

ハーフセットとは、通常8人で踊るように構成されているセットダンスを4人で踊れるようにしたものです。
ダンサーが少ないときの練習にぴったり。

SetDancePal に掲載されているハーフセットだと、Ballinascarty Half Set や Inis Oirr Set があります。South Galway Set はハーフセットバージョンもある。通常フルセットで踊る Borlin Set も実は4人で踊れます。

フィガーは全4種類。
リズムは Reel, Polka, Reel。ラストの 4th フィガーは Fling でワルツみたいな感じ（当日はやるのかな？）。

キルダーネット・ハーフ・セットにはいくつか見所があるのですが、今回はフィガー #3の 「流れるような」フィガー構成をお伝えしたい。

いつもの僕なら
「任せて。リードするから」
「フィガーなんて覚えなくても楽しめばいんだよ」

などと言ってしまいがちですが、フィガー #3 は覚えてほしい。
覚えなくてもいいけれど流れの美しさを踊りながら是非感じてほしい。

まずは動画をみてもらいましょう。

見た？

見てもらった後で申し訳ないけれど、きっと貴方の頭の中には「？」マークが浮かんでいるはずだ。何がそんなに特別なのかと。
フィガーが長すぎて混乱してしまった人もいるかもしれない。

よろしい、解説しよう。

キルダーネット・ハーフ・セット、フィガー#3の魅力とは？

おたのしみポイントは3つあります

①Lead Around → Hook → Swing まで
②Advance & Retire → Change Partner → Swing まで
③（ジェンツだけ）ダブルでスキップ、からの Lead Around

すべてにおいて言えるのは、繋ぎがエモイ！！！！！！！

さっそく解説するぜ！！

①Lead Around → Hook → Swing まで (0:13~)

冒頭では”掴み”としてかっこいー動画を載せたけれど、ここからはふつーの人が踊っている動画で見てみよう。
（映像粗いけれど）

https://youtu.be/qj1ImougYFA?t=13
（YouTubeがうまく貼れなかったのだけれど、ぜひ見てください！13秒〜）

このパートのポイントは、Lead Around から Hook の動きに移るとき！

ジェンツは左手でターンさせた / レディーは左手をつなぎながらターンした後の Hook は左腕同士で組むのですが、流れるように組むことができます。

で？
で？！
しかも！！

次のスウィングはケーリーホールドで行うのですが、なんと左腕は組んだまま！右手を突っ込んで少し位置を調整すればあら不思議！ ！ケーリーホールド！！

もう一度動画をみてください。

https://youtu.be/qj1ImougYFA?t=28
（YouTubeがうまく貼れなかったのだけれど、ぜひ見てください！28秒〜）

でも、でも！
見るだけじゃない！
是非、身体で感じてみてほしい。

②Advance & Retire → Change Partner → Swing まで (0:26~)

エモぽいんとがたくさんあります。
耳をかっぽじってよく聞いてください。

0:26~
奥のジェントに注目。両手をレディーと組んでいます。

0:30~
ジェントは左手を離します。右手はパートナーと繋いだまま。
空いた左手を向かいのレディーと繋ぎます。

0:39~
ここがえもい！
奥のジェントは左手を向かいのレディーと繋いだまま自分の方に引き寄せています。つまり、繋いだ手が離れないのですっ！！！あぁ！ロマンが！！

手前のジェントも奥のジェントも、スウィングの前には手を離していますが、よーく注目してください。パートナーと繋いでいる手は「左手」

つまり、「Lead Around → Hook → Swing」の時のように左手を離さずにそのままスウィングに移行することも可能なのです。

え？16バーズもパートナーと手をつないだまま？！

それなんてカレドニアン・セット。はぁぁっ！！エモ死ぬ！！！

③（ジェンツだけ）ダブルでスキップ、からの Lead Around (0:48~)

このパートではジェンツがセットの中央へ進み出て、向かいのジェントと左腕で組みます。そこからスキップするように2人で回り、最後の2 バーズはダブルのスピードで回ってから向かいのレディーのところへ行きます。

ここが推しポイントですが、次の Lead Around にスムーズにつながるようにレディーは手を構え、ジェンツはそこに手と体を滑り込ませる。

さながら加速している車に走って乗り込むように！
（映画でよくみるやつ）

気分はスーパースター！！！

おまけ

「エモイ× 2」言ってるだけの動画

飯井大智 - ケーリーは止まらねえ……！！

フィガー表はこちらから↓

setdancepal