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【読んでよかった本10選】 プロサッカーコーチが読んでよかった本を10選びました。

こんにちは。

高校でレギュラーでもなかったヤツが15年プロコーチを続けてきたプロサッカー指導者です。

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今回は、私が読んで指導や仕事に役に立ったな、サッカーの知識を深められたなと思う本を10選んでみました。

あなたの、お役に立てたら嬉しいです。

まずはライトに読めるマンガから。

1、アオアシ

マンガと侮るなかれ。

現代サッカーのトレンドを主人公を中心にわかりやすく説明しています。

高校生のクラブユースが舞台です。 

現代サッカーの2大トレンドのポジショナルプレーヤストーミングにも言及していて、ピッチを俯瞰する重要性なんかも出てきます。

ゾーンディフェンスの概念や、選手心理までわかりやすく描かれています。

サッカー指導者にもおすすめですが、中高生のサッカー選手にもおすすめのマンガです。

2、フットボールネーション

こちらもマンガと侮るなかれ。

日本はフットボール大国に、ということがテーマのストーリー。

フォトジェニックな選手たちで集められた、社会人チームが日本サッカーに旋風と革命を起こしていくストーリーです。

技術や戦術という内容よりは、フィジカルとかカラダの使い方がテーマ。

アクセル筋とブレーキ筋。

なぜ、ヨーロッパの選手は下半身がシュッとしていて、日本人は太ももが太くなってしまっているのか。

そこには生活スタイルなどが影響していた。。 


3、スラムダンク

言わずと知れたスポーツ漫画の王様スラムダンク!

なんだよ、バスケマンガかよ!と思われたそこのあなた。

チーム作りや名言、各キャラクターの個性はサッカーもバスケも関係なし。

私の世代ではせっかくJリーグが開幕してサッカー人気に火がつきましたが、スラムダンクのヒットにより中学ではバスケ部に入る選手が続出。。

何回読んでも飽きない必読書です。

4、池上正さんシリーズ


ジェフ千葉や京都サンガで長年指導をされてきた池上さんの本。

サッカー指導者だけでなく、子育てに関わる方、先生やお父さんお母さんにもおすすめの本。

子供とどうやって関わったら良いのか、どんなことを意識して接すれば良いのか、池上さんの長い指導経験からの成功や失敗から学べます。

一冊あたり10回は読み直したほど、個人的には指導のバイブル的な本。

この本に出会わなければ潰してしまった選手は多かったかもしれません。

5、オシムの戦術


元日本代表イビチャ・オシム監督の通訳を長年勤められた千田さんの本。

もう少し長く日本代表の監督をされていたら、日本サッカーは今頃どうなっていたのかと惜しむ本。

独特のインタビューや代表選手の発表の仕方など、オシム流の舞台裏を知れる貴重な一冊。

6、オシムの言葉


世界的名将のオシムさんの伝記的な本。

本当に混迷だった旧ユーゴスラビアを率いたオシムさん。

サッカー監督として有能なだけでなく、人としての軸がしっかりしているオシムさんだからこそ、民族紛争で戦火の渦中にあった国の代表を率いることはできなかったでしょう。

激動すぎる人生を過ごし、深みのある人だからこそ出てくる言葉は知っていて損はなしの一冊。

7、弱くても勝てます

開成高校野球部の実話。

嵐の二宮くんが主演のドラマになったことでも有名になりました。

奇想天外の発想で弱小チームが強豪を倒していく様は痛快。

サッカーにジャイアントキリングはつきものですが、そんな発想を養うにはもってこいの一冊。

8、アナリシスアイ

人気ブログ、「サッカーの面白い分析を心がけます」のらいかーるとさんの著書。

ポジショナルプレーについてわかりやすく解説しています。 

サッカーって具体的に何を見たら良いの?って部分にフォーカスをおいていて、指導者からサッカー観戦ファンにとってもためになる一冊。

9、ペップ・グラルディオラ キミに全てを語ろう


名将ペップがシーズン中のインタビューを唯一許可して出来上がった一冊。

ペップの奇想天外であり、革新的な戦術の舞台裏が知れます。

これを読んで、過去の試合を見ると答え合わせ的に見ることができて、戦術メモリーが増えること間違いなし。

10、テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人

世界的トレンドである、「戦術的ピリオダイゼーション理論」をわかりやすく紹介した本。

サッカーはカオスであり、フラクタルである。

無秩序に展開されるサッカーに本質的に迫った本。

これまでの練習やメニュー作成、サッカーの考え方を大きく見直す本となるでしょう。


以上、サッカーコーチがサッカー指導者、サッカー選手、サッカー観戦ファンにおすすめする本、10選でした。




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