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国内ステーブルコイン発行へ着々/税理士ジョーの銀行融資ニュース解説 2023.09.25

こんにちは、銀行融資専門税理士のモロトメジョーです。
きょうのニュース解説記事はこちらです↓


▼ 大手金融機関など8社 デジタル資産発行で新会社設立を発表

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230911/k10014192061000.html

これは、大きなニュース。出資比率は、三菱UFJ信託銀が49%、NTTデータが13.5%、みずほ信託銀・三井住友信託銀・三井住友FGが各7.5%などとして、国産ステーブルコイン発行に向けて、新会社を設立です。

法定通貨(円やドルなど)を裏付けに発行されたコイン(=ステーブルコイン)を相互交換できるようにして、送金にかかる時間とコストの低減を目指します。商用化は、2024年6〜8月なので、まもなくです。

そもそも、外国為替の送金事務は銀行にとって煩雑な作業であり、地方銀行などが各行ごとに体制を維持することは大きな負担として問題にもなっています。そこを、ステーブルコインに置き換えるメリットがあるわけです。

ステーブルコインのためのインフラも、各行で構築・維持するのではなく、Progmatという共同インフラを利用することで、省力化とコスト削減が実現できるメリットがあります。今後の展開が見逃せません。


きょうは、以上になります。
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