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2023/06/11 プレスリリース原稿

ご縁があって、浦野ファームのちゃこちゃんと付き合うようになりました。

竹林整備を中心に現在関わっております。暴走竹林の問題は、日本全国至る所で起きております。

地主さんが整備するにはお金がかかります。ボランティア団体にお願いしたところでも、行政にお願いしても、何らかの形でのお金はかかります。できるだけ少ないお金で実行できなければ現実的ではありません。

産業廃棄物として処分するには、1キロ15円の処分料が最低かかります。ちゃこちゃんとこの竹林の場合は、約4トンの産業廃棄物(竹切った後の枯れ竹、伐採した樹木)。

これを産業俳句物に出した場合に650,000円の廃棄料、その他にトラックの配送料、人件費を考慮すると約1,000,000円はかかっております。これは極めて現実的ではありません。収入のない農家にとって、放置されるのは当たり前。

しかしながら、私は2ヶ月でこの4トンの産業廃棄物を全てポーラス竹炭に変えました。

その売り上げによって得た収益は20,000円程度です。

労力は0円としても、この竹林整備に関わる工具や材料で約150,000円ほどの設備投資をしております。

・50m巻屋外用コードリール21,780円

・200L農業用タンク15,180円

・竹炭制作用スティール棚21,780円

・ドラム缶 10,780円

・レシプレソー替刃 980円×5枚=4,900円

・チェーンソー替刃 2900円×2本=5,800円

・マキタ18V6Aバッテリー 4800円×2=9,600円

・農業用プラスティックカゴ 800円×10=8,000円

・波板プラ 3800円×5=19,000円

・ガルバ板ロール 3800円

・コンポストトイレ自作一式 20,000円

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             140,620円

その他細かいもの 30,000円

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合計 170,620円


完全自腹を切っているわけです。そこまでしてやる動機が私にあるからです


SDGsや資源の再利用 もったいない。脱炭素化など、社会的な問題の一環として捉えることにより、目先の産業廃棄物としての処分ではなく、資源の再利用と言う形での整備が最も有効かと。


資本主義経済が行き詰まっている現状の中で、新しい経済システムの実験的へビジネスモデルを作ろうと思っております。国債を発行しなければ保てない国家。

これはすでにアメリカも日本も一緒です。これは国家が崩れるいっぽ手前。単なる紙の増刷ですから。

経済的実態価値のない国債に依存していてはいつ破綻するかわからない。(預金の裏付け説)

それよりもきちっと実態的価値のあるものを基礎に自分の身の回りから組み立て直すことが大切かと思います。それらが全て日本や少子社会を変えていくと言う事はあり得ませんが、考え方として実践していく事は、支配的にならなくても一部の限られた実体経済の裏付けのある経済圏を作る事は可能かと。

それを、私は

シン・ジョウモンジダイ

と呼びたい。

これらを細かく話をすると、後時間が最低でも3時間は必要になるので割愛します。

基本的には、等価交換と思いやりの経済システム。GIVE & BE GIVEN

今回の取り組みは、新しいビジネスモデルの創出なのです。


竹林に限って行った場合には、

竹細工の材料、竹材としての販売、ポーラス竹炭、チップ、着火剤、タケノコ狩りなどを実践することにより微々たるものではありますが、収益を図ることができます。

今までは、このイベントも他の人たちに関心を持ってもらうと言う位置づけで、実費さえ出ないような価格で提供させていただきましたが、本格的な資源の再利用を考えて行った場合に、この値段で継続される事は不可能です。


ぜひそこをご理解いただきご支援をお願いできたらと思います。

その参加者の気持ちが安中市の暴走竹林を整備し、安中市を活性化させるための基金となるのです。

行政に頼っていたのではいつまでも前に進んでいきません。それは年度ごとに予算が決められるから、今決まった事項は来年の実施と言うことになるわけです。その間竹林はどんどん暴走を進めていきます。

スピード感を持って進めていきたいと感じてます。もう一つは安中市に群馬県の林政課に関わるボランティア団体がないこと。暴走竹林を助長する環境が整ってしまっております。

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