箱根で住み込みバイト 1

凡ちか 番外編1 箱根の家

ブルーノさんがまた
日本にくる時の為に
短期で稼げる仕事を探した。

そこで、見つけたのが

「箱根のホテルの受付業務」

寮が付いていて、住み込み可☆
田舎なので、散財しない☆
実家も、頑張れば日帰り可の距離☆
外国人も多いので英語に触れられる☆
制服が浴衣っぽくて可愛い☆

かなりの魅力だった。

派遣会社の方が、
ホテルまで一緒に来てくださって
人事の方に引き渡され
早速制服の着方から教わった。

「明日にはちゃんと着てきてね。」
と制服を渡され

その後は、住み込み寮へ。

男子寮と、女子寮は
別々の場所にあって
女子寮の厳しそうな寮母さんが
案内してくれた。

寮全体で共同なのは

キッチン
リビング
銭湯♨️(温泉じゃなかった。何故。。)


同じ館の同じ階に住む人で
共同なのは

シャワー室
トイレ
ラウンドリー


個室には、

ベッド、
小さな冷蔵庫。

こじんまりとしているけれど
清潔感もあり
インターネットも使えて
快適に過ごせる部屋だった。

「キャハハ!新しい人?よろしく〜!」

案内されている時に、
可愛らしいピチピチギャル達に
軽い挨拶をされた。

同じ階の子達だ。

「静かにしない!」
と叱られながらも
「ハーイ!キャハハ」と笑顔。

高卒で働きにきている
ホテルのレストランで
働く子達だそうだ。

修学旅行にありそうな光景を
目の当たりにして、
ワクワク新生活が
始まったのだった。


次回 箱根の家2

共同スペースのキッチン、リビング、銭湯はほぼ人が使っているのを見ず
リビングに人がいても、1人でテレビ見てる子とかでした。
私はお湯に浸かりたかったから、よく銭湯に行ってましたが、同僚に会ったのは一度だけ。
銭湯は別館にあったので、一度外に出ると見える山のうえにある「大」の字が好きでした。

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