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韓国ドラマ 「オクニョ」

こんにちは。
Amazonプライムで観た、韓国ドラマ「オクニョ」について思った事を綴ります。
(ネタバレあり、ご注意を)

韓国で2016年4月30日から、土、日週末ドラマとして51回にわたって放送された「オクニョ 運命の女(ひと)」。
韓国MBCの創立55周年特別企画ドラマとあって、超一流の制作陣による大型時代劇の誕生となりました。
最終回の視聴率は22.6%と期待通りの大成功。

日本では2018年4月8日からスタートしたようです。

あらすじ

16世紀半ばの朝鮮王朝時代。刺客に襲われた妊婦が監獄に逃げ込み、
女児を出産後に命を落とす。オクニョと名付けられ、監獄で育てられた少女には天賦の才能があった。囚人たちから教わる法や易経などの知識や明の言葉を次々と身に着けていくのだ。貪欲に学ぶオクニョの心には母について真実を知りたいという強い思いがあった。

成長したオクニョは母の死の謎を追う中で、国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。強大な権力に立ち向かうオクニョ。2人の男性との出会いがオクニョの運命を大きく変えることになる!

といった内容です。

そんな壮大な物語の中、また今の自粛ムードにあやかって、夫婦で観たわけです。

まず最初に役名が全然覚えられない!
なので、独自の相関図を作って書き続けて行ったわけです。

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上の写真が自宅の黒板に描いた相関図です。(最終形)

オクニョの聡明さに感心しつつ、運命のいたずらで、想い人とのすれ違いや、王様と王様の母君であられる皇后との権力争いや、王様の叔父にあたるユンウォニョン、チョンナンジョン夫妻の暴挙の数々を見事打ち負かすオクニョのフットワーク、一体全体オクニョの母君はどんな人だったのか?!
オクニョの先見の明に脱帽しっぱなしの51話でした。

1番気がかりだったのは、オクニョの恋愛です。

王様に好意を持たれつつも、暴挙を行なっていたユンテウォンの息子のユンテウォン、どちらとくっつくのか?!という話。

終盤でオクニョは実は先王の娘という事実が発覚!
王様とは必然的に結ばれない。という結論に。。
なんとも切ない、王様。
ただ、最終話でもユンテウォンとくっついたかどうかも微妙に分からず。。
憎い演出ですね。
流石、運命の悪戯か。。運命の女という題名が付いてるのは伊達ではありませんね。

また、面白いところがオクニョの運命を少しずつ解き明かすところ。脚本の力なのでしょうか。
次の物語が気になる終わり方。
本当に上手です。
重ねて、ドラマの描き方の幅広さ。
ドラクエのように徐々に仲間が増えていき、力がついても、それを押さえ込まれる出来事があって、しかしそこから更に這い上がる。。
なんと、見応えのあるドラマなのでしょう。
日本ではあまりお目にかかれないような濃い内容なのが、韓国時代劇ドラマの見所ですね。

と、いった薄い感想になってしまいましたが、
兎にも角にもとても見応えのある、韓国時代劇ドラマであることは変わりません!

オクニョを観る前にも、スベクヒャン、チュモン、風の国(チュモンの続編)なども観ていた私です。
そもそもチュモンを観てからです。
韓国ドラマの面白さ、深さにハマったのは。

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上の写真はチュモンの画像。
ヒロインのソソノお嬢様がとても綺麗なのです。

誠に失礼な話なのですが、韓国にも歴史があるわけです。改めて思い知らされたのです。
小学生だったか、中学生だったか定かではありませんが、高句麗や百済という国があった。とか、新羅があったなーとか。そんな単語では覚えていたんです。
ドラマを通じて、そんな高句麗建国の秘話(伝説?)や百済建国の流れなどが描かれていてとても感心した、若かりし頃の私。

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上の写真がチュモンの続編にあたる、風の国の画像。チュモンの孫が大活躍!

文化的にも、宗教的にも韓国の渡来人がきっかけで日本が独自に進化していく流れは、芸術・工芸の分野に身をおいていた私は、曲がりなりにもなんとなく感じていて、そんな中で、改めて、別方向から、なんと無しに観た韓国ドラマが繋がる、という発見!

まさに人生の一振りのスパイス的に私に振りかけられてきたわけです。

スパイスは思わぬところで振りかけられるとびっくりします。
びっくりした感覚から、これは何だろう。という疑問が湧き、人間の探究心、欲が生まれて、人が少しずつ変わっていくんですね。

そんな深さも持っている韓国時代劇ドラマ。
日本の大河ドラマはほとんど見た事がないのに、韓国を何語ってるんだろ。と自分に突っ込みをいれながら、この記事はお終い。
いつかまた、別の作品の感想を投稿できたらと思っています。韓国ドラマの。


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