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FACES

こんにちは。jocoです。

突然ですが、世の中には奇しくも顔に見えるモノに溢れていると思うのは私だけでしょうか。

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車の正面、パンジー、コンセントソケット、電気、ネジの配置、、、etc
何故、そんな風にモノが顔に見える。という現象がおこるのでしょう。

人には名前という、自分を言い表す言語がついていますが、個人を特定するのは名前よりも顔を基盤にする方が強いと思うのです。

人と接する時に一番最初に目が行くのが顔です。人間は顔から他者を識別し、相手がどんな人間なのか無意識のうちに顔から判断しています。
男か女か?年齢は?職業は?・・・。

更に顔見て相手のタイプも想像したりなんかします。
「この人は神経質っぽいな」
「この人はきっと熱血タイプだな。」
「この人はきっと自分と合わないな。。」
などと思ったことがあるでしょう。
また、相手が友達の場合でもその顔を見て
「今日は顔が暗いな。何かイヤなことがあったのかな?それとも具合が悪いのかな?」
と思った経験があるはずです。
つまり、顔に一番興味を持ち、顔から判断している訳です。

その現れとしても、個人を特定する証明写真顔、似顔絵、時代劇で出てくる人相書き、指名手配の顔写真や似顔絵。デスマスク。最近ではケータイの顔認証。
顔に依存したツールや事柄が数多くあります。
人間の感覚は視覚に依存する割合が高い、という事も相まっているとは思いますが、人間の五感のうち食感以外の四感が集約している、という点からも人間が顔に対して特別視している表れではないでしょうか。

名前と顔が一致しない。
なんか、顔を見たことがあるんだが。。
顔は思い出せるのに、名前がどうも思い出せない。
なんて事は良くあります。
夫婦の顔は似てくるともいいます。
人生が顔に出る、なんてことも。

「お前、顔つきが変わったな」
って昔教授に言われた時は、なんだか嬉しい感じがしました。
専攻が分かれてすぐには、授業や工房の雰囲気についていくのに必死でしたが、作品制作にも自分色が出せるようになり、制作に没頭していると、顔つきが変わるようです。
人の顔は色々な情報を持っているようで、それを意識せず仕入れたりするのかもしれません。感性の鋭い人はその変化にも敏感なのかもしれません。

そんな重要な顔をモチーフに、別のもので顔に見える物体(見立て)を集めた写真集が私は好きです。
こんなfaceがあったか、と感心してしまいます。
そして、私もそんなモノを見つけたら写真に納めているのです。

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上の写真は学生の時から好きなFACESという写真集です。

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↑おさけさんです

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↑ばっとまん

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↑髭面です

世の中には沢山の顔があり、皆個性豊かです。
街中を歩く際顔を見つけてみるとなんだか楽しいですね。

ではFACEについてはこれにて。

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