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何を以てして求人媒体を選ぶのか ~募集背景編~

会社運営を行っていく上で、働き手【人財】の確保は必要不可欠となっています。その人財を採用していくのに求人広告は切っても切れない存在となっています。
もちろん、知り合いや親族を採用する縁故採用や現職員から紹介してもらうリファラル採用で人財を確保できれば良いのですが、なかなかうまくいかないのが現実だと思います。

今回はどの様にして求人媒体を選択すればよいかを募集背景に注視して簡単にご紹介して参ります。

募集背景が【欠員補充の為】の場合

人財を募集する背景にあるのが、現職員が退職される場合や急な家庭の事情、転職などにより急遽人手が足りなくなる場合だと、どういった媒体が良いのか。

結論からお話すると、全ての媒体を使うのが得策です。

急ぎの採用である為、どの媒体が良いのかと思案している場合ではありません。使える手段は何でも使って採用に結び付ける必要があります。人手不足が続いてしまうと、現職員さんの負担が増え、頑張って働いている現職員さんにも不満が募り転職を考えてしまうケースがあります。

その中でも即効性のある媒体は週間発行の新聞折込求人紙やフリーペーパーといった紙の媒体、短期課金型のネット媒体になります。
紙の媒体ですと、週間発行の媒体も多く鮮度が命の求人内容になっています。その為、お仕事を探す側としても「早く働きたい」「早く見つけたい」といった人が多く目にする媒体でもあります。その為、発行後即応募されるケースがあり、即効性を期待するのであれば、こういった媒体が良いとされています。
また紙媒体と併用して、短期的なネット媒体を使う事で、相乗効果が生まれより応募数の増加が見込めるでしょう!

募集背景が【将来的人員確保の為】の場合

サービスの質の向上や事業拡大を行うにあたって、将来的に人材が必要になってくるケースもあると思います。そういった場合では、どの様な媒体が良いのか。

この場合は長期的に掲載が出来、かつ自社アピールをしっかり行える媒体が効果を発揮します。

上記の募集背景、言い換えれば「より良い人材がいれば採用していきたい」とも取れます。この様な場合は自社の魅力や働き方など、将来働いて貰う為に自社を知って貰う必要があるのと同時に多くの人に募集を行っている事を知って貰う為の場を長期的に用意する必要があります。

この様な状況下で効果を発揮する媒体はオウンドメディア・リクルーティング、つまり採用ホームページの運用です。採用HPは長期的な掲載をメインに行い、より良い人材採用が出来る様アピールする場を用意できます。

自社の採用HPを運用していく事で、会社の魅了や働き方を写真や文章を通してより具体的にお仕事を探されている方々へアピールする事が出来ます。その内容に、働くにあたっての1日のスケジュールや、現職社員インタビューなども掲載すると、より求職者は会社の事を知ってくれることでしょう。
短期的なネット媒体とは違い、より具体的に、より多くの情報量で自社アピールが出来る事が、採用HPの強みにもなります。

今回は募集背景に応じた媒体の選び方をお話させて頂きました。
当たり前の事ですが、これらを見誤ると出来たはずの採用が出来なかったり、発生しなくていいはずの費用が発生したりするケースもありますので、媒体選びは落ち着いて行いましょう!

また機会があれば、【~職種編~】も投稿出来ればと思います!

前回は、面接ドタキャン防止策について投稿しております!
採用担当者様が特に頭を悩ませるこの事案に、私見ですが書かせて頂いています!よろしければ、是非ご覧ください!