「この転職は失敗だったかも...」と思い、短期離職が心配になり、再び転職活動を始めるのが不安でしかたがない人へのアドバイス。
毎年、数百万人という沢山の人が転職されていますが、「転職して良かった。この転職は成功だった。」と思っている人は、その数百万人の内、どのくらい居ると思いますか。
まあ、この問いに正確な回答を持っている組織や個人は、おそらく居ないと思います。
ですが、これまで10年間、個人向けの転職サポートに携わり1,000名以上のお客様の転職成功をお手伝いしてきた私としては、あまり多くはないのではないか、と感じています。もちろん、私個人の感覚ですが...
どうして、そう思うのかと言うと、「転職失敗 ⇒ 短期離職」を心配されて転職の個別サポート塾(私)を利用される方が、ここ数年でとても増加しているからです。
3年前くらいまでは平均3割程度だったのに、だんだんと増えてきて、昨年(2023年)は7割前後という状況なのです。
つまり、毎月10名前後の無料相談へのお申込みがあるので、その内の7名くらいが「転職失敗 ⇒ 短期離職」に該当しているお客様だという訳です。
多いと思いませんか?
でも、その状況を転職失敗したばかりの方が知れば、「あっ、私だけじゃないんだ。」と少しだけ気持ちが和らぐのではないかと思います。
とは言っても、それで不安や心配が無くなる訳ではないですが…
『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用になられた「転職失敗 ⇒ 短期離職」の皆さんの多くは、不安や心配にかられ、中にはメンタルも弱くなり、視野が狭くなっていらっしゃいました。
転職が失敗したと思うと、そうなってしまうのも当然ですし、致し方ないことだとも思いますが、「人生終わった~」ぐらいに感じてしまうと、前向きな思考はできなくなり、不安が渦巻く心の中では同じ場所をぐるぐる回っているような状態になっていくようです。
そんなお客様たちに、無料相談で私から下記のような内容をお伝えすると、ほとんどの方がホッとされます。
お伝えしている主な内容は、下記の3つ
1つ目は、「短期離職になってしまう」という事実を、それほど深刻に考えなくて良いし、恐れなくて良いということ。
面接官は「短期離職」をリスクに感じるので、もちろん面接でその理由などを突っ込んで訊いてきますが、訊かれることが明確なら事前に適切な答え方などの対応策を用意すれば良いだけのこと。だから、必要以上に恐れなくて大丈夫ですよ。とお伝えしています。
転職失敗したぐらいで、人生が終わってしまう訳はないのです。やり直す選択肢や、もっと良いご縁に出会える可能性はあるのですから。
2つ目は、本当に転職が失敗したと感じているのなら、すぐ転職活動を始めれば良いということ。
しばらく我慢して働いて、転職を決意してから、転職活動を始めようとする人が多いように感じます。ですが、本当に転職に失敗したと感じているなら、転職活動は1ヶ月目からでも始めれば良いのです。
すぐ辞めれば良いと言っている訳ではありません。転職活動を始めれば良いと言っているだけです。転職を決意しなくても、転職活動は始められます。その「転職と転職活動」の違いを理解することが大事です。
すぐ転職活動を始めることは、不安だらけで悶々と我慢しながら働くより、メリットが多くあります。
また、半年や1年間働いたからといって「短期離職」のカテゴリーから抜け出せる訳でもないので、転職失敗したと思う職場で我慢して働くのは、リスクが大きくなります。
3つ目は、転職失敗を振り返り、反省して教訓として活かし、さらに「自己PR」「職務経歴書」「面接の応答」を適切な内容に改めてから転職活動を始めれば、前回の転職活動の時よりも、もっと合った良いご縁の企業に出会える可能性があること。
転職失敗してしまった方の中には、次の転職活動では応募先のレベルを落とさなくてはいけないかもしれないと心配される方も少なくないのですが、実はその反対で、上記の通り、前回を反省して適切な活動に改善すれば、前回よりも良い企業を狙っていける可能性が十分にある訳です。
以上3つのことを、心が弱くなり自信を無くしているお客様に、分かり易くお伝えしているので、ほとんどの方がホッとされています。
そして、少なくないお客様からは、
「このお話(考え方)を聞かなければ、また失敗していたかもしれません。本当にありがとうございます。」的なリアクションを頂きます。
さらに、継続サポートに申し込まれた方には、そのサポート中に上記のアドバイスに加えて、お客様お一人おひとりのご状況やご希望に合わせた「次の転職を成功させるために大事なアドバイス」を幾つも差し上げています。
その個別の内容は、ここに載せることは出来ないので、「転職失敗⇒短期離職」に関連する下記の記事もご参考にしてください。
転職失敗に遭遇した際、短期離職になるのを怖がって、1年は我慢しますか
「メンタルでの退職」×「短期離職」という最悪の組み合わせでも大丈夫
上記の中に、きっとあなたの役に立つ記事があると思います。ご参考になさってください。
もし、記事を読むより、すぐにでも相談に乗って欲しいと思われるなら、下記の「無料相談」の紹介記事をお読みください。