仕事は体で覚えて上達を!
ものづくり、製造業や調理、清掃、介護、接客など、世の中には体を動かして働く仕事がたくさんあります。
これらの仕事は、頭の中で仕事の手順や注意点を覚えることもありますが、何度も作業を繰り返す中で身につけていき、体で覚えていくほうが上達しやすいものです。
発達障がいの人は、同じことを繰り返しやることがとても得意です。
ルーチンワークが得意で、上達することで職人技のようになり、スピードや精度がどんどん磨かれていくこともあります。
初めて仕事に取り組むときは、手順書やマニュアル、先輩からの見本提示などはもちろん必要です。
すぐに職人技になるわけではなく、何度も何度も繰り返し、時間をかける中で上達できる可能性を秘めています。
車やバイクなど、運転のような体で覚えた記憶は「手続き記憶」というそうです。
これは、長期記憶のひとつで、自転車に乗る、楽器の演奏など、同じような経験を繰り返すことで情報を脳に定着させているようです。
体で覚えて、正しく理解して、やればやるほど上達する!
熟練の職人さんのような働き方を目指すのも良いものです。
(hoshiaki)
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