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第9話 分散保管


各部屋に分散して保管

せっかく防災備蓄をしていてもすべて同じ場所に保管してしまうと、部屋の扉が開かなくなったり家屋倒壊により取り出せなくなるような状況になった場合、使えなくなってしまいます。例えば台所を備蓄品を揃える場合でも、リビング、寝室、玄関などにも分散して保管しておきましょう。水・食料・トイレ・スリッパが各部屋に備蓄されていれば、部屋の扉が開かなくなり閉じ込められた際にも安心です。
場所の確保が難しい場合は、最低限「水」だけでも分けて保管しておく方がよいでしょう。
車や勤務先、トランクルームなどの家以外の場所に保管しておく方法もあります。

保管する際に気を付けること

・取り出しやすい場所に保管する
・高温、多湿場所を避ける
・浸水した時の場合を考慮する 
例)2階に保管する、棚の一番下を避ける等
・定期的に賞味期限の点検を行う
・持ち出し用と備蓄用で分ける
・備蓄品内部の収納用品が転倒しないように固定する

まとめ

防災備蓄は必要ですが、防災備蓄にとらわれすぎて日々の生活が不自由になることは本末転倒です。
日々の暮らしを大切にしながら災害に備えていきましょう。