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第8話 非常食に必要なもの


毎日摂り続けることが大切

災害時に配給される食事や備蓄食品はおにぎり・パン・菓子などの炭水化物重視のものが多いため、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足が起こりがちです。
ビタミンは水溶性と油溶性にわかれますが、特に水溶性ビタミンは余剰分が排出されるため、継続して摂取する必要があります。
栄養不足によって不安やストレスからくる持病の悪化や体調不良を起こしやすくなります。そのために、非常食といえども栄養バランスを考えた準備が必要です。

食べ慣れた味が一番

美味しい食べ物は精神的ストレスを緩和する効果があるといわれています。
普段から食べ慣れている、自分好みのものを用意するようにしましょう。

各栄養分不足における身体への影響

ビタミンC不足…精神的ストレスが生じやすくなる
 →ブロッコリー、ホウレンソウ、ジャガイモ など

ビタミンB1不足…過労や神経の興奮を助長する
 →豚肉、大豆、玄米 など

ビタミンB2不足…肌荒れや口内炎の発症リスクが高まる
 →牛乳、納豆、レバー など

ビタミンA不足…感染症のリスクが高まる
 →人参、カボチャ、ホウレンソウ など

タンパク質不足…筋力の低下や疲労感、代謝の低下による冷え性
 →豚肉、卵、牛乳 など

ミネラル不足…鬱、低体温、貧血、肌荒れや肩こり口内炎、体重増加、免疫力低下、熱中症など
 →チーズ、枝豆、バナナ、アボカド、味噌 など

食物繊維不足…腸内環境を乱し便秘になりやすくなる
 →ごぼう、豆類、穀類、イモ類、海苔、きのこ など

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