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こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。
 
「一言で言い表す」と言うことについてお話ししたいと思います。
言いたいことを「一言で言う」、あるいは、見聞きしたことを「一言で言う」技術は、脳の発達を助け、賢くなる技術でもあるようです。
 
言いたいことを一言で表せると、本当に何を言いたいのかが明確になるので、横道にそれることなく、分かりやすく話すことができます。
また、聞き手の立場になった時、見たり聞いたりしたことを、一言で言えるということは、その話を本当に理解したことを示しています。
 
「一言で言い現わす」ことをやり続けることには、「分かりやすく話す」や、「本当に理解」すること以上に、とても良いことがあります。
それは、頭が良くなる(賢くなる)可能性があることです。具体的には、脳の記憶(知識)データベースとその検束システムが発達すると考えられます。

見聞き(経験)した記憶の保管場所は、脳の記憶(知識)データベースと考えられますが、求めるデータ(記憶)を思い出すときには、意味を手がかりにする「意味タブ」が使われます。
脳は見聞き(経験)したことはどのようなことも記憶として記憶データベースとして蓄えられるが、その記憶には「意味タブ」が付けられます。
 
「意味タブ」とは、「用途(食べ物、乗り物など)」、「属性(取得場所など)を表したものです。
たとえば、人の名前自体に意味はないが、会社名や肩書には「取引先、顧客などの」意味があります。この例では、人の名前が「記憶(データ)」、会社名や肩書は「意味タブ」になります。名前は記憶に残り難いですが、取引先の「会社名」や「肩書」は、重要な「意味」をもち、記憶に残りやすくなります。
その「意味」を手掛かりに「〇〇会社の××部長」と言う手掛かりで「名前」を検索することになります。
 
文章を書く時は、書こうとする内容に対応する(意識されてはいないが)単語が取り出されます。人の話を聞くときには、耳から入ってくる音声に対応する単語が(意識されてはいないかが)検索され、取り出されます。
そうすると、「あの時使った(使われた)という(意識されてはいないが)「意味タグ」が付けられます。

このようなことを繰り返されると、適切な言葉が早く見つかるようになり、人の話に即座に反応できるようになります。それはすなわち、頭の回転が速い、頭がよいと言われるようになることを意味します。
 
ところで、「一言で表す」作業には「抽象的」、「概括的」な表現が使われますが、これはものごとを「大枠で捉える作業」だということを示しています。このような作業に慣れておくと、例えば会議などで「細かい点では意見は一致しないかもしれないが、大枠では、合意できるよね」などと議論を進めるのに役立ちます。
 
「一言で言う」ことは、会話力を向上させるだけでなく、「頭が良くなる効果」があるのではないかと思います。

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