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自分も相手も責めず我慢しない伝え方


こんにちは。キャリアコンサルタントの橋本です。

前回、「Yes、and」でコミュニケーションを取ることをお伝えしました。それは、自分も相手も傷つけることなく大切にする「自他尊重」の伝え方をするためです。相手が受け取りやすい伝え方が肝心です。

心理学の世界では、人が相手に自分の意見を伝えるときの方法について、相手を傷つけるか傷つけないか、要求を言うか言わないかの観点から、大きく4つのタイプに分類します。

① 非主張的(耐える)…傷つけたくない、嫌われたくないので言わない。
自分の意見を主張せずに遠慮してしまうため、我慢しすぎるとストレスの原因になります。
② 復讐的(脅す)…要求とは違うところで相手に不利益を与えるような言い回しをする。
例えば、「部下を教育できないなら、ここではやっていけないよ」など、直接の要求を伝えずに、相手に不利益になる言い回しをすることです。
③ 攻撃的(責める)…強い口調で自分の要求だけ言う。一方的に伝えて会話を遮断する。
強い口調で自分の要求だけを伝えて、会話を終了すること。怖い上司にこのタイプが見られます。
④ 主張的(伝わる)…相手が受け取りやすい言い方で伝える。
我慢せず要求をきちんと主張し、なおかつ相手も自分も傷つかない伝え方のことです。

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では、どうすれば、相手を責めず自分の意見を主張してお互いに理解し合うことができるのでしょうか。
自他尊重の伝え方のポイント
★事実・要求・理由を分けて伝える。
★相手のことを理解して受け止める。
★伝えてくれたことに対して感謝する。
★否定語ではなく、肯定語で伝える。
★Yesで受け止める、andでつなげる。
★Iメッセージで私の気持ちを表現。
★Howで今後どうするか決める。

人にはいろいろな事情があります。言い訳もあるかもしれません。それでも決して否定しないようにしましょう。まず、話してくれたことに感謝します。それから、こちらの「要求」を伝えます。どうしたら(How)実現できると思うか尋ねましょう。自他尊重の伝え方ができるようになれば、相手にも主張が伝わり、相互理解が深まるはずです。
前回お伝えした、「Yes、and」の受け止め方と組み合わせて使ってみて下さい。

あなたの話し方はどんな風でしょう。知らず知らずのうちに人を傷つけるような話し方をしていないでしょうか。自分では気づかない、他人が指摘してくれない話し方をしていませんか。キャリアコンサルタントがお話しをお聴きします。

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