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【コーチング】コーチングとは Part1

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

コーチングの歴史

コーチングの語源「COACH」が「乗り合い馬車」という意味があり、そこから大切な人をその人の望むところまで送り届ける意味で使われ、その後、個人や組織での目標達成を支援するという存在として、様々な分野で発展していきました。

コーチングは何かの学問でも技術でもなく、元々人を成長させるのが上手い人を観察して、上手く行っているパターンを体系・集積化したものとのこと。このことからも書籍を読んで講義を受けるだけの知識だけでは上手く行かない、実践で学び続けるというのがこの辺にあるのかなと思いました。

コーチングが今求められている理由

コーチングが注目されているのは今の時代背景もあります。特にここ最近のパンデミックにより働き方や会社のあり方、キャリアのあり方が大きく見直される機会が訪れました。多くの人がパンデミック前のような働き方、キャリア構築に戻るとは思ってないでしょう。

それに国際的にも多様性が言われる時代、多彩な価値観やスペシャリティが認められる時代に、これまでの型にはめたステレオタイプな情報や手法では、組織やチームの人の能力開発やスキルアップが難しい時代になっています。

他のnote記事でもキーワードとして出していますが、まさに個別対応(テーラーメイド)が求められており、何かを教えるのではなく、自分の持つ価値観や資質、強みなどを対話から棚卸しし、選択肢を広げ、主体的に思考と行動を促していく「コーチング」というアプローチが求められるのです。

前出のとおり、コーチングは学問でも技術でもなく、育成に優れた人のコミュニケーションのアプローチや方法、心構えなどを集約、体系化したものであり、これを学び、そして実践にて実感し、自分なりの工夫、つまり自分のコーチングスタイルとテーラーメイドしていくことが大事なのです。

コーチングの定義(再掲)

オリエンテーションのところでも書いてはいますが、大事なことなので改めて書いておきます。

コーチングとは、クライアントとなる人の目標達成に必要なスキルや知識、強み、ツールやアセットなど活用できるものを対話を通じて棚卸しし、気づきや新たな視点を与え、選択肢を増やして、自ら行動変容を起こすこと。

この説明からもわかることとして、ポイントは、

  • あくまでもコーチングの主体はコーチを受けるクライアントにある

  • コーチングによって行動変容を促す

です。コーチングはコーチによって先導したり、強制したりするものではありません。あくまでもクライアントさんに主体があり、クライアントさんが新たな気づきや視点を得て、選択肢を増やしていく、それを一緒にお手伝いするというのがコーチの役割であり責任なのです。

また、目標達成するために、今のまま何も変えないことで目標達成は行えません。外部要因が変わることで状況や環境は変わるかもしれませんが、それによって目標達成できることはほとんどないですし、できたとしても自分のものにはなっていません。コーチングは、先程書いたような新たな気づきや視点、選択肢を得た次として、クライアントさん自身が取り組む新しい行動を一緒にアイディアを出し合って、また、その行動を移すためのアイディアもコーチとクライアントさん双方でのコミュニケーションから生み出していくプロセスが大事なのです。

長くなったので、別の記事にします。

おまけ

コーチ・エィではオンラインでのクラスコーチでの学びを自分でログとして残していき、場合によっては一緒に参加しているクラスの人に共有して、新たな気づきにして学びあっていきます。そのログから抜粋して自分の学びや気づきもこのnoteに書いていこうと思います。
(当時書いたものなので、noteの記事と書きっぷりが違うことはご了承ください)

・コーチングとは伴走者、パーソナル応援団、相手の可能性を信じる、相手の職業人として人間としての可能性を伸ばす
・相手の未来に向けて対話する、それを実践から学ぶ
・「本当に答えが相手(クライアント自身)の中にあるのか?」という疑問に、「それを信じ続ける」「準備できるようサポートする」「我慢して待つだけではなく一緒に見つける」ことが大事
・コーチとクライアントは対等である。これをまずクライアントに示すと良いかもしれない。

HAYASHI自身のコーチングとはクラスの学びログより


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