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【コーチング】ありがたいフィードバック(前編)

本当に自分では認識してなかったです…教えてもらって良かった。

クライアントから突然の終了のお願いが…

私がコーチング資格を取得するための条件でクライアントとのセッションの実績が必要だったときにお願いして、その後も続けて1年以上コーチングをしていた方(仮にBさんとします)から突然、「コーチングを終了したい」との連絡がありました。

理由はテキストベースでもらっていて、内容も私も納得できるものでしたし、クライアント側がコーチングを受けたいという意思が重要なので、特に私から引き留めるつもりもないですし、引き留める権利もありません。

ただ、あまりに急で、このままテキストベースのやり取りで終わってしまうと、互いに気持ちが宙ぶらりんな感じもしたので、これまでのコーチングを締めるかたちでクロージングとエバリュエーションを行いました。

加えて、自分へのコーチとしてのフィードバックをもらって、今後よりよくコーチングができるよう改善もしたかったので、対話をちゃんとしてフィードバックをもらいたいという気持ちもありました。

理由は「優先度の変化」と「プレッシャー」

最後のコーチングセッションの中で色々と話をしました。

コーチング自体については、こんなに問いかけによって内省して、自分で気づきを得られる効果があるとは思ってなかったとのこと。コーチングの凄さを認識したということでした。

しかしここ最近は、対話している中で見つかる問題点やそれに向けてのアクションが同じようなところに帰着してしまい、ドラスティックに変化を求めたいが毎度のコーチングの場を経ても変化を感じにくくなってきたそうです。

また、最近非常に忙しくなり、コーチングのテーマにしていたことをやるよりももっと優先してやるべきことがあり、テーマにしていた内容がすぐにはBさんの抱えている課題に効いてこないとのこと。つまり関心の優先度が変わってしまったということでした。

さらに最近Bさんが感じていたのは、毎回のコーチングのセッションで決まるアクションがプレッシャーとなり、それに息苦しさを感じていたそうです。

そこで私は問うてみました。

「毎回のコーチングのセッションは楽しみでしたか?嫌々でしたか?」

Bさん曰く、はじめの頃は楽しいというよりかは、どんなテーマでコーチングをしてもらおうかと毎度考えて前向きにコーチングの場に来ていたそうですが、最近は決めたアクションをどうしよう…できてないよな、とプレッシャーに感じていたそうです。

これらを聞いて、私もコーチとしてBさんをコーチングを通じて最終的に良いところに連れて行くことができず、終わってしまうことに申し訳なく感じました。私の気づきとしては、「話が同じ所に帰着して進捗が停滞するなら、別のテーマ設定にするなど観点や視点を切り替えればよかった」と感じました。

…と自分の気づきも学びもあったな〜と思ったときに、Bさんからさらに衝撃のフィードバックをもらうのです…

私のコーチングスタイルの変化に違和感

「言って良いかわからないですし、私の勘違いかもしれませんが…」

Bさんが言いにくそうに話をしました。なので私は、

「いえいえ、いいですよー。思っていることは正直にいただければ!これで私たちの関係性が何か悪くなることはないですよー」と軽く構えていたのですが…

「林さん、夏頃にプロフェッショナルコーチの資格を取った頃から、コーチングのスタイルって変えましたか?」

「今までは、こちらが長考しても待っててくださっていたのに、夏頃からすぐにしゃべり出して、林さんのしゃべる方が多かったですよ」

「コーチングでは、ティーチングしないって仰ってて結構厳密にやってらっしゃったのに、ティーチングされてましたよね?それはそれでアドバイスになってて助かるところはありましたけど…」

「それに、最近は決めたアクションに対して、強めに結果を求めてきましたよね?毎回毎回、それが結構プレッシャーで…」

「プロコーチになったから、ご自身なりのコーチングスタイルを確立しようと変えてきたのかなって…今まで言いにくかったのですが…」



……
………

えええええっ!!!

全っ然、そんな認識なかったよ!スタイル変えたりしてないよ!!

このフィードバックはかなりショックでした…
どうしてそんな風に見えてしまったのでしょう…いや、本当に私が認識してない中で私自身が変わってしまっていたのかも…

ということで、長くなったので後編に続きます。

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