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【仕事】道具の選択肢を増やそう

ある意味これも二刀流?三刀流?(笑)

機能や提供価値は同じでも…

僕は普段仕事ではWindowsを使うのですが、自宅ではMacです。
Macは学生時代のPerforma 6310以来、25年くらいプライベートはMacです。

つまりパソコンがずっと二刀流なのです。今はあまりOS自体の機能向上は大きく変わることがなく、しかも似たり寄ったりになってきましたが、昔は使い勝手もUIや設定のポリシーも全然違う中でも使い熟していました。
過去、仕事でUnix系も使ったことがあるので、ある時期は三刀流だったかもしれません。(笑)

通常の人はどっちかに統一するでしょう。私みたいに元からMacな人やテック好きでない限りは。会社でWindowsだとなれば多くはWindowsを選ぶと思います。

その他、Webアプリ系も、新しめの機能やサービスにおいては、使う目的が同じアプリを多くのベンダーがリリースし、ある程度は淘汰されてはいくのですが、だいたい数個くらいで派閥というか、宗派的に分かれていく印象です。

複数使い熟すことで選択肢を持っておく

最近はリモートワークが主体で、人とリアルで会って会話したりすることも少なくなりました。打ち合わせやブレインストーミング、ワークショップなどもできるだけ対面を避けるようになっているため、リモートワーク以前のようにホワイトボードを使って何かを書いたり、付箋を貼ってアイディア出しをリアルにやることが少ないです。

そのため、デジタルコラボレーションツール、デジタルホワイトボードツールを最近はよく使いますが、こちらも色んなところが出しています。

そして私は仕事では、3種類を使っています。
使い分けは相手による感じです。相手が慣れている方を使いますし、相手が特に拘りがなければ自分で指定して使います。

その3種類は、

  • Miro

  • Mural

  • Microsoft Whiteboard

です。勿論他にもあるでしょうけど、私の仕事での普段使いはこの3つです。

最近は周りもMiroを使うことが多く、Miroを触ることが多いですが、MiroとMuralは個人的には大きな差が無い印象です。

Muralはリモートワーク主体になって、ある会社さんと協業のプロジェクトに参加した際に、相手側がワークショップの時に使っていたもので、私にとっての最初のデジタルコラボレーションツールでした。
Miroに拘りがなければ、私はMuralを使いますし、一人ブレストするときはMuralです。

Microsoft Whiteboardはちょっと癖があります。操作性もそうですし。フォントも「なんでこのフォントなんだよ…」って思ってます。(フォント好きなので)
正直使う気にはなれないのですが、最近は用意されるテンプレートも増えたりとMiroやMuralの機能をキャッチアップしている感じはします。
なにより、Microsoft 365を入れている企業さんだと、特に追加費用なく使えてしまうので、MiroやMuralの存在を知らず、はじめてのデジタルコラボレーションツールを使わなければいけない状況だと手が出しやすいとは思います。

その辺がMicrosoftはうまいですね。ただ本気でWhiteboardをこの先頑張ってMiroやMuralに追いつけ追い越せとするかというと、ちょっと疑問かもしれません。

選択肢を持つことはリスクへの対処

先日、auの大規模障害で通話も通信もできないという状況が1日以上続きました。
そのお陰でライブイベントにもデジタルチケットが出せず、入れなかったというニュースも聞きました。

私は特に大きな影響を受けなかったのですが、MVNOの安価なau以外の通信キャリアのSIMも幾つか持っているので、もし起きても影響は少なかったでしょう。

たくさん選択肢を広げてそこから選ぶのはなかなか骨の折れる作業です(私は好きなので苦ではないですが)。誰かが決めてくれたもの、有名どころを選んでおけば間違いないというのも、一つの考え方ではあります(否定はしません)。

複数を運用すると運用負荷やコストもバカになりません。であれば、安定してそうなもの(≒多くのユーザがいるもの)を選ぶというのも、理解できます。

でも、コーチングでも話を出しましたが、選択肢がない、選択肢を持つ意思や機会がないというのは、何をするにおいてもかなりのリスクです。

普段を便利にして効率化するための道具についても、自分の意思で選択肢をつくり、複数の中から状況に応じて選ぶことが自分でできる状況にしておくこと、それが不確実な時代、変化に富む時代への一つの対処法と思います。

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