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【仕事・キャリア】自分・会社・社会

自分と、会社と、社会との繋がりを意識して仕事していますか?

自分の仕事だけ見ていると、社会との繋がりが見えにくい

会社の括りで見てみると昨今、SDGsやなんやら社会的な貢献や活動というものに触れることは多くなってきています。
自分がSDGsにどう絡むのかなどを宣言したりして、会社として社会的な貢献や影響というものを意識付けさせたりすることもあります。

私自身、そのような活動やプロモーションに対しては全く否定するつもりもないですし、(仮にファッションだと言われたとしても)意識しないより、している方が全然良いかなと思っています。

ただ、こういう意識付けをしても、直接的に社会貢献に繋がる事業領域や活動に参加していないと、なかなか自分の仕事が関係しているとは認知しにくいですよね。
企業活動として、価値を提供してお客様から対価をもらっている時点で、その事業活動に関わっていれば何かしら「社会には貢献している」と言ってもOKと思いますが、自信持って言える人はそんなに多くはないのではないでしょうか?

会社のリソース/アセットを使い倒す

会社にいると様々な資源(リソース)や資産(アセット)があります。これはもちろん企業活動を継続的に回していくために必要なものです。
企業が保有するお金、人材、商材、設備、情報、技術、特許・知的財産、工場や営業所などの不動産、販売チャネル、パートナー企業との関係、サプライチェーン、インフラ、ノウハウなどがリソース/アセットと言えます。

一人で事業を立ち上げて何かしら社会に役立とうと思うには、まずこのリソースをかき集めなければいけません。アセットも最初は何もないかもしれません。
まず手元で自分のできる範囲から始め、人の調達や資金調達によりリソースを集め、事業活動の中で勝ち筋になるアセットを構築したり買収したりする…非常に時間もかかりますし、とても骨を折る活動になります。

会社で何か新規の事業を立ちあげる場合には、リソースもアセットもあります。もちろん全て自由なわけではありませんが、「全く無い」状態ではありません。
ただ、その分、そのリソース/アセットを投資した分を回収し、さらに事業活動を続けられるか?そもそも経営陣に理解されるのか?など制約も多くはなりますし、自分のやりたいことと、持っているリソースやアセットが有効に使えるかどうかは必ずしもそうではないこともあります。

しかし最近では「新規やる人は、是非会社のリソースやアセットを使い倒してくれ!」と表向きは新規系担当者を鼓舞させるようなメッセージを出している企業も少なからずあるようです。

自分・会社・社会のアライメント(整列)を取る

これは私がある研修で以下のような言葉をもらいました。

「せっかく企業に勤めているのなら、会社のアセットやリソースは使った方が良い。そして自分のやりたいことや目指すことと、会社の目指すこと、そしてどのように社会に貢献するかを自分なりにアライメント(整列)させて、自分・会社・社会の3つに上手く繋がりを作って働いた方が良い」

もちろん、イチから起業しても良いと思いますが、そこまでの気迫もあり、機会もある人は多くは無いかと思います。
もし、企業に勤めていて、ある程度リスクを会社に持ってもらっている状態なら、会社を通じて社会に貢献するという選択肢もあるかなと思います。


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