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【コーチング】エバリュエーション Part6

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「コーチングの成果を明らかにする」というモジュール名のクラスになります。

【コーチング】エバリュエーション Part5の続きになります。

体験談を作ろう

体験談を話すために、体験談をつくります。そのつくり方についてです。
以下の4ステップでつくっていきます。

  1. 成果をリストアップする

  2. 成果を深める

  3. 原稿を書く

  4. フィードバックをもらって修正する

成果をリストアップする

体験談をつくるにあたって成果に注目します。
仕事や日常生活で生まれた成果を具体的に書き出していきます。
仕事について、人間関係についてなど様々な場面の成果をできるだけ書き出します。

前の記事で触れた3つの特徴(再現する、変化を伝える、意味づけをする)を参考に掘り下げます。

書き出していると、良い成果だ、イマイチな成果だという判断が働くかもしれませんが、良い悪いも判断はせずに、思い出したものを書いていきましょう。

内容のポイントは、具体的であり、その成果が普段の中に活かされているということです。

成果を深める

リストアップした成果から1つを選びましょう。体験談のテーマとします。

次はその成果を深めていきましょう。
ポイントは「事実」はどうだったかを掘り下げていくことです。
どうしても過去の出来事は自分の解釈が入りますが、実際にはその解釈に収まらない体験がたくさんあります。

よって、良い悪いという判断はいれずに、事実としてそのとき自分はどう振る舞ったか、感じたか、周りからどう見えていたか、その内容を何故覚えていたのかを事実として掘り起こしていきます。

原稿を書く

自分の成果が具体的になったら、実際に原稿を書きましょう。
実際に誰かに話すことを前提に、メモや箇条書きではなく一言一句原稿に起こすことがポイントです。
何か話す場でも長々と話すより、2〜3分程度で話せるよう、400〜500字程度にしてみましょう。

この自分で書いた原稿を自分で読み直すこと自体も自分自身へのフィードバックになります。書いているときには気づかなくても、少し時間をおいて読んでみるとより気づきも出てくるでしょう。

いきいきとした文章は後から読んでもインパクトは感じられます。曖昧な文章は書いているときにもいきいきとはしてないでしょう。
どんな言葉が自分の中で引っかかるのか、どんな言葉がいきいきしているのか、は時間の流れの中ではっきりしてきますので、一言一句書いて読み直して修正するという過程は価値があります。

また、事実を記述的に書くと、より体験を相手に伝えることができます。
言葉の選び方によっては現実味を帯びていないものもあり、ある人の言葉が他の人も同じ言葉として思い浮かべるとか限りません。

ただ「嬉しかった」ではなく「心に熱いものを感じ、震えました」であったり、「緊張した」ではなく「身体が堅くなり、人の声が聞こえなくなった」のように書くと、自分の言葉になり、その情景がよりリアルになります。

フィードバックをもらって修正する

原稿ができたら、他の人に読んでもらってフィードバックをもらいましょう。他者からのフィードバックにより、実際の自分の体験がどのように伝わるかを知ることができます。

そのフィードバックを受けて修正することでブラッシュアップできます。



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