見出し画像

【仕事】デザインのちから

最近、ちょっと軽く見ていたかもしれません。反省。

今度社内でイベントをやるのですが、その参加募集のバナーを会社のポータルに掲載していました。しかしイマイチ集客(参加事前登録)が伸びません。

もちろんバナーだけではなく、社内のコミュニティのチャネルに宣伝かけたり、社内SNSで全社的にプロモーションもしましたが、以前同様のイベントをしたときに比べて少ないのです。社内のポータルは一番観られる場所なので、ここであまり注目が集まっていないのかもしれません。

そのとき、同じ組織の人に「バナーのデザインを変えてはどうか?」と改善提案を受けました。改善案は書かれている内容は変わらず、掲載している写真も変わりません。ただ、色味が全体的に派手めな色合いになったくらいです。

正直これで変わるとは私は思えませんでした。しかし改善提案をくださった方やっ同様の指摘をくださった方達はデザイン系出自の人たちです。
彼ら曰く、変えてみて変わるかどうかは分からないけど、やらないよりやってみる方が良い。それで比較してみればよいという感じでした。

確かにバナー画像を差し替えるだけなので手間はほとんどないのですが、正直まだ懐疑的でした。

そんなときたまたま別の方が、社内の情報共有チャネルに以下の記事を挙げていました。

この記事を読んでみると、あのAirbnbが立ち上がった頃は非常に苦労しており、週200ドルの収益だったころに少しの「見た目」の改善をしただけで売上やユーザエンゲージメントが大きく良い方向に変わったというものです。

具体的に何をしてどう改善されたかというと、写真の写りを良くするだけで週200ドルから一気に倍に、お気に入りのアイコンを一般的に使われていた星マークからハートマークを変えたらエンゲージメントが30%アップしたそうです。

記事にある言葉ですが「データでうんぬん言う前にまず行動してみよ」「スケールしないことをやってみろ」というのが自分の中でも響きました。そしてデザインはどうユーザに機能するのかが大事であり、ちょっとしたことでもデザインは強力にビジネスに影響することもよく分かりました。

冒頭で出した話ですがこの記事を読んでから思い直し、バナーを変えたら本当に集客が変わるのか?という疑念を持ったりせず、まずやってみればよい、それがそこまで手間やコストにならないのであれば、ああだこうだという前に行動して試してみればよいのだなと良い気づきをもらえたなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?