見出し画像

【コーチング】聞くことの大事さ Part4

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「目的を持って聞く」というモジュール名のクラスになります。

【コーチング】聞くことの大事さ Part3 からの続きです。

目的を持って聞く

コーチングは聞くことによって相手(クライアント)の情報を得て、その情報を元に対話(問い)を構成していくことで、新たな気づきを与え、その人の目標や行動の選択肢を増やすことで、最適な選択ができる可能性を広げることです。
聞くことによって以下を実現させます。

  • クライアントと信頼関係を構築する

  • コーチングのベースとなるクライアントの情報を引き出す

  • クライアントの状態や状況を把握する

  • クライアントに行動を促し、行動変容を起こす

信頼関係の構築

これまで聞くことに関して書いてきたことを実践することで信頼関係を気づきます。ちゃんと聞くための環境や状況を作り、ペーシングによって相手に合わせ、話しやすい態度を取っていく必要があります。

また、タイプ分けでまず相手のコミュニケーションの傾向を掴み、テーラーメイドに対話していくことも信頼関係の構築には有効です。

そして、コーチングの時間以外の働きかけも重要です。初対面やコーチングそのものがはじめての場合、いきなり会う前にメールやメッセンジャーなどで予め挨拶をしておいたり、コーチングについての概要を説明しておくのもよいでしょう。
コーチングがオンゴーイングで行われている場合には、コーチングとコーチングの狭間に(メールやメッセンジャー、もしFace to faceが可能なら)軽く状況を聞いたり雑談したりも良いでしょう。

私の場合には、クライアントには可能な限り前日には「明日もよろしくお願いします!」とメッセージを送っておきます。(たまに忘れて、当日の朝だったりもしますが……)

ベースとなる情報を引き出す

このように少しずつでもいいので信頼関係を作り、コーチングの中の対話で、クライアントのベースとなる情報を得ていきます。

まずは価値観。価値観が理解されないと話をしたいという風にはなりません。ただ、いきなり相手の価値観を把握するのは難しいので、会社勤めをしている人にはきっかけとして仕事観を聞いておくとそのきっかけにはなります。
仕事に対する信念や組織的な背景などの情報を切り口に、相手の考えに合わせつつ、話を広げていくことで、価値観に関係する情報が得られていきます。

また、相手の背景そのものを聞いていくのもよいでしょう。仕事においては価値観だけではなく、ビジョンやスキル、今持っている業務タスクも対話の中で問いかけて引き出していって、情報として得ていきます。また、ある程度信頼関係ができてきたなと思ったら、支障の無い範囲でパーソナルな情報も得ていきます。

参考:目的を持って聞くための視点

コーチ・エィ アカデミアで教えてもらった目的を持って聞くための視点を挙げておきます。(詳細は書けませんので、タイトルだけでなんとなく受け取って頂けると嬉しいです)

  • 相手がコーチングで何をもとめているか?

  • その人の目標達成や成長を阻害しているものはなにか?

  • どんな言葉を繰り返し使うか?

  • 言葉と態度がマッチしているか?

  • 価値観は何か?

  • 強みは何か?

  • モチベーションはどこにあるか?

  • 文化的背景は何か?

  • 言語化されてないものは何か?

  • 話す調子(トーンや感情など)はどうか?

  • どんなシナリオで話しているか?

長いので続きは別記事にします。まだもう少し聞くことについて書いていきます。(重要なところなので長い……)

おまけ

コーチ・エィではオンラインでのクラスコーチでの学びを自分でログとして残していき、場合によっては一緒に参加しているクラスの人に共有して、新たな気づきにして学びあっていきます。そのログから抜粋して自分の学びや気づきもこのnoteに書いていこうと思います。
(当時書いたものなので、noteの記事と書きっぷりが違うことはご了承ください)

・関心を持つことで安心感、それが信頼関係に繋がる。
・仕事感から価値観や信念、相手の背景から強み。情報は選択肢を増やす。
・これを聞こうと構えると聞けなくなる。他のことが聞きたくなると混乱する。
・自分なりの新たな視点を自分で持つのもよい。
・質問に囚われすぎない、柔軟に対応する。
・自分のことも実はわかっていないこともある。

HAYASHI自身の「目的を持って聞く」クラスの学びログより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?