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【仕事・コーチング】敬天愛人

稲盛さんが愛される理由を感じられた記事でした。

記事の中身に触れすぎてしまうと、著者の方に申し訳ないのであまり書きませんが、この記事の中で出てきた稲盛さんが大事にしていた言葉である「敬天愛人」に私は心惹かれました。

「道というのはこの天地のおのずからなるものであり、人はこれにのっとって行うべきものであるから何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も平等に愛したもうから、自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である」(西郷南洲顕彰会発行『南洲翁遺訓』より抜粋)

敬天愛人-Wikipedia

簡潔にいえばそのまま、天を敬い、人を愛するということ。
記事の中でも書かれていますが、私利私欲で走りがちな人が多い世の中でも(特に記事の著者が過ごしたシリコンバレーでは多かったとのこと)、人を愛すること、天の神様が喜んでくれることをすることを大事にすること。それを稲盛さんは経営哲学にしていたそうです。

私も最近は新規事業や価値創造に携わることがあり、今の世の中何が正解か分からない中で動き続け、ビジネスを立ちあげる原動力に自分起点で自分のやりたいことや社会課題に立ち向かうというものも当然ありますが、私利私欲や損得勘定で突き進んでビジネスになっていくものもあることも否定できません。
むしろその原動力は力強く、動き続けるモチベーションにもなります。そして自分の中で納得できる分かりやすい判断基準だなと思います。

しかしそれはそれで大きなリスクであり、世の中の様々なニュースを見ていても、私利私欲・損得勘定で動いている人の多くが、後々身内や周辺から裏切られたり、匿名の人たちからの攻撃などで没落していくシーンを目にすることも多いです。

記事の中にもありますが、昔から言われる「お天道様は見ているよ」という言葉はあながち間違っていなくて、良い行い・悪い行い、いずれにしても自分に還ってくるんだろうな、というのは私個人でも感じることは多いです。

また、この記事を書かれている宮崎さんはライフコーチをされていて、コーチングも学ばれているようです。シリコンバレーでの経験や稲盛塾での経験から、宮崎さん自身の判断軸や人との関係性を変えていったことにより、仕事や事業が上手く回り出したり、周りとの信頼関係がうまく構築できたりという実体験があったからこそ、今回のような記事を書くことができたのだと思います。

また、彼女の著作物で自己肯定感についてものもがあるようです。(未読ですみません、買います…→買いました!)
この記事にもある自己肯定感に影響する4つの要素を宮崎さんは稲盛さんからの学びで手放したそうで、手放したことで振り回されなくなり、確固たる自己肯定感を持つことができたそうです。

この考え方は自分の人生を好転させるためのヒントにもなりそうですし、自分がコーチングをする際にも拠り所になりそうなので、私も是非参考にしてみたいと思います。


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