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【仕事】言葉の定義の大切さ

同じ文脈が継続しないなら定義を明確にし直さないといけない。

今まで何気なく使ってきた言葉

何処かのnoteでも書きましたが、最近体制が変わり、上司にあたる人たちも変わりました。

引き継ぎについては前任からはそこそこにされていたようで、改めて各チームのミッションや施策を確認する場が設けられました。

そうするとこれまで言われてなかったことを色々指摘されることは想定内なのですが、使う言葉そのものが何かという定義の話からまず入る事も多いです。

同じような言葉を様々な場所や人に向けて使ったときにそれがどれにあたるのか、何を示しているのかの解釈ば異なります。

身内で使っている言葉、現場で使っている言葉、経営陣に向けて使っている言葉など同じ言葉でも認識が異なります。特に経営方針、経営戦略、事業計画など役員や上位マネジャーに認識される言葉は安易に使えません。勝手な解釈により混乱を招くと色々面倒くさいのです。

特に今回、経営陣と対話する機会の多い戦略部門に組み入れられたので、言葉の定義はかなりうるさく言われるようになりました。

実はとても大事なこと

身内で普段使っている範囲では共通認識が持たれています。なのでその意味を深く問う機会は徐々に無くなってきます。カタカナ用語も使いやすいので使ってしまいますが、使う場所によってはそれそのものも通じません。

効率的にやりたい、どんどん進めたい自分たちにとってはちゃんと定義して言語化して残しておくのは面倒だし手間です。しかし認識に齟齬があるまま進んでしまうことで「そういうつもりではなかった」「話をしている対象が違っていた」というすれ違いのトラブルに巻き込まれます。

トラブルに巻き込まれたときのリカバーの方がとても面倒くさいです。それなら多少の手間でちゃんと定義しておく方が後々のためになります。

対話が進んで共通言語で話したい

私も普段から言葉の定義は気をつけていきたいと感じました。
一番怖いのは分かった気になっていることです。それは自分自身もそうですし、自分の同じチームの仲間、上司、経営陣どこに対してもなんとなく分かった「つもり」の文脈で進んで行くことは望ましくありません。

言葉の定義は大事なのは間違いありません。
定義したところで毎度毎度聞き直されるのもなかなか非効率です。
やはり普段から対話をして共通認識した共通言語になっていくことが大事なのだなと感じました。

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